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山田孝之 主演映画「映画 山田孝之3D」公開記念舞台挨拶!
同作は、テレビ東京ほかで放送されたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして、主演・山田孝之×監督・松江哲明&山下敦弘によって生み出された「山田孝之」の思考にダイブする、脳内スペクタル3D映画。
同番組内の「カンヌ映画祭で賞を獲る」という目標に向けて作られていた映画は紆余曲折の上、まったく別の趣となった同作が完成し、見事、本年度のカンヌ映画祭にも「正式応募」を果たしている。
上映前舞台挨拶に登壇した山田は、「なんとか(公開を)止めようとしたのですが、止められなかったので、チャップリンの『独裁者』以来、全国何館のスクリーンが破かれるかということを心配しています。」と公開を迎えた感想を語った。
同作のキャッチコピーは「山田孝之、全告白」。全てをさらけ出した山田は、「後悔しかないです。なので、なんとか上映を止めたかったのですが、止められなかったです。(今回の映画は)実験でやってみたのですが、実験は失敗もありますし…。(ここにいる方は)まだ観ていない方たちなので、(今は)元気だと思うのですが、先程の上映後の舞台挨拶では、しーんとしていて、(会場の方に)ムカついた方いますかと聞いたら、数名が手を挙げていました。(映画の中で)喋り過ぎたのだなと感じました。」と明かした。
MCから「今の山田さんにとって賞を目的として映画をつくることはないと思いますが、今後、そういう気持ちになることはあると思いますか?」と質問されると、「いいえ。賞のことしか考えていません。良い芝居、良い映画、良い俳優、どうでもいいです。僕は今後も賞のことだけを考えて生きていきます。まずは、日本アカデミー賞に呼んでもらって…。18年やっていて未だに1度も声が掛からない。なんとしてでも、どんな手を使ってでも賞を取りたいと思います。まずは貯蓄を増やすことから始めます。」と話し、笑いを誘った。
最後は同作について、「映画と言っても山下さんから質問されて思うことを喋っているだけなので、何というわけでもないのですが、最後まで見てもらえれば、“(山田孝之は)こんな人です”という映画です。」と語った。
山田孝之主演映画「映画 山田孝之3D」は、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開中!
奇妙で恍惚な「山田孝之ワールド」をぜひ劇場にてお楽しみください。