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夏帆 Amazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」完成披露試写会！
同作は、地球と人類の滅亡を図る吸血族と、人類の戦いを描いた、園子温監督初のオリジナル脚本となるドラマシリーズ。撮影は日本をベースに、ヴァンパイアの故郷ルーマニア・トランシルヴァニア地方の、古代の地下道や、ドラキュラ伝説にまつわる城、地下の広大な空間サリーナ・トゥルダなどで敢行され、壮大なスケール感を楽しむことができる。
夏帆は強大な力を持つ主人公・Kを演じる。
第1話～3話の上映後に行われた舞台挨拶で夏帆は、「本当に過酷な現場だっただけに無事に配信日を迎えることができて、そして皆さんにお披露目することができてとても嬉しく思っています。短い時間ですが楽しんでください。」と挨拶。
台本を読んだ感想を聞かれ、「台本を読んだ感想というのがとても難しいんです。というのも、撮影が始まった当初、台本がまだ最後まで完成していなくて、撮影をしながら園さんが書き進めていく形でした。現場でうまれたことを大事に演じていったという感じです。」と答えた。
園監督作品への出演にあたり、「以前、『みんな！エスパーだよ！』という作品でご一緒させていただいたのですが、その時は総監督という立ち位置で他にも監督がいらっしゃったので、いつか園さんと一本、ご一緒できたらいいなと思っていました。勝手に呼んでもらえないと思っていたので、今回声を掛けていただけて本当に嬉しかったです。」と笑顔で話すと、園監督が“役がバッチリはまっていて、びっくりした”と絶賛していた。
また、現場でのエピソードを聞かれ、「銃撃戦やルーマニアロケなど、挙げだすとキリがないくらい、いろいろなエピソードがあります。」と前置きしつつ、「ルーマニアは初めて行く場所で、楽しみにしていたのですが、（その地を）楽しむ暇もなく撮影のみでした（笑）。」と話すと、園監督も大きくうなずいていた。
同作で初の本格的アクションに挑戦したが、「刀もちゃんと持ったことがないところからのスタートでしたので、本当に大変でした。」と話すと共に、セットでの撮影は昼夜の感覚が分からなくなるほど根を詰めた状態だったようで、「感覚がマヒしてきて、現場も異様な雰囲気。その時の記憶があまりないかもしれません。」と過酷だった撮影を振り返った。
さらに、ルーマニアでの撮影ではルーマニア語を話すシーンもあり、「（ルーマニア語を）聞いたことがなかったので難しかったですし、台本が来たのがルーマニアに行く4日前くらい。そこから覚えるのが大変で、何が正しいのかも分かりませんでした。」と語った。
壮絶でチャレンジの多かった撮影だけに、見どころを聞かれると夏帆は、「全部です！」と即答。満島さんが“4話以降がジェットコースターのように進んでいく。できればこの後もスクリーンで見てほしい”と、園監督も“オールナイトでやったらいいと思う”と話すと夏帆も、「いいですね！」と賛同していた。
Amazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」はAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信中。（全9話一挙配信）
ぜひお楽しみください！
【ストーリー】
22歳の誕生日を迎えるマナミ（冨手麻妙）。彼女を付けねらう謎の吸血鬼たちから、強大な力を持つK（夏帆）は彼女を怒涛の戦いの中で救おうとする。吸血族から狙われるマナミ、そして不思議な力を持つKはいったい何者なのか。物語は怒涛のアクションと銃撃戦で幕を開ける。
その日、若い男女ばかりがホテル・レクイエムに招待される。山田（満島真之介）という謎の男と、奇怪な女帝（安達祐実）とエリザベート・バートリ（神楽坂恵）がこのどぎつく美しい宮殿のようなホテルに住み、ホテルを取り仕切っている。招待された人々はホテル内で山田が主催する全国合コン大会に参加する若い男女たちだ。突如、山田が明日世界は滅び、このホテル内にいる人間だけが助かる道が残されていると宣言をする。どよめく人々。信じられない人々。
「ここにいる者たちが生き残る！我々の餌となって！」ホテルの下には広大な地下空間が広がり、人間はそこで愛を営み、人類を繁栄させ、女帝と山田ら吸血鬼コルビン族から永遠に食らわれ続けるしか存続の道がないのだという。
集められた若者一同は、完璧なシェルターであるホテルで地球と人類が滅亡するのを目の当たりにする。ホテルの外は死の灰で覆われた。絶望する者、ホテルの外へ出ようとする者、コルビン族の支配を覆そうとする者。そしてその支配に甘んじる者。そこへ、マナミを奪取しようとするKがコルビン族を滅亡させるべく乗り込んでくる。かくして、人類そして吸血鬼たちの存亡をかけた戦いが始まる。人類は生き残り続けることができるのか。マナミは何故コルビン族とドラキュラ族から狙われるのか？そしてKの運命は―。
（敬称略）
