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渡部篤郎 「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」完成披露試写会!
同作は、警視庁の“裏稼業”を描いた貫井徳郎さんによる社会派サスペンス小説「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」を「犯罪症候群」のタイトルで、WOWOWと東海テレビがタッグを組んで連続ドラマ化。警察組織が扱いにくい事件を捜査し、真相を追い求める“特殊任務”に就くことになった元刑事・武藤隆(玉山鉄二さん)、武藤の親友で警視庁の刑事・鏑木護(谷原章介さん)、特殊任務を指揮する警視庁人事二課・環敬吾(渡部)の3人を軸に重厚なストーリーが展開される本作。東海テレビ(フジテレビ系全国ネット)で放送されたSeason1に続き、WOWOWで原作のうちの「殺人症候群」をSeason2として映像化する。武藤は親代わりにかわいがってきた妹を殺され、鏑木はその妹の恋人だった。Season1では復讐心に苦しむ武藤を主人公に描かれたが、Season2では一線を越えた復讐芯にとらわれていく鏑木を主人公に物語が展開される。
上映前舞台挨拶に登壇した渡部は、「WOWOWさんのこのような会見では必ず申し上げているんですけど、ぜひ加入のほうをよろしくお願いします。今回は特に入っていただきたくて、大きな理由はさておき。今日はこうして遅い時間に集まっていただいたことに感謝しております。ありがとうございます。」とユーモアも交え作品をPR。
Season1の放送を終えた現在の心境について、「僕はあまり1が終わった感じとかないんです。東海テレビさんで8本、WOWOWさんで4本、全部で12本、すべてが終わるまで、なかなか気が緩めないです。」と話した。
渡部演じる環敬吾は、Season1では武藤を利用して誘拐事件や失踪事件を解決してきたが、Season2ではどのような役回りなのか問われ、「何も変わっていません。(武藤を)呼び出しては駐車場でしゃべって、(鏑木とは)たまに廊下ですれちがって、僕はずっと同じです。」と話し、会場の笑いを誘った。
作品のタイトルにかけて、“俳優としての症候群は何ですか?”という質問に、「スタッフの方も出演者の方も気が付いてないと思うんですけど、僕は早く帰りたい病なんです。知らなかったでしょ?昔からですね。なぜだかは分からないんですけど。」と答えると、共演者から「いや、気が付いてましたよ。」と声が上がり、会場は笑いに包まれた。
最後に視聴者の皆様へ向けて、「Season1でほとんど玉山さんとご一緒させていただいて、本当に彼は役以上になりきっていたと思います。間近でそれを見ることができました。傷を負った人間を繊細に見事に演じていたと思います。Season2では、谷原さんが主軸となっていくのですが、とても難しい役回りだと思います。僕は彼は人としてすごく誠実な方だと思います。鏑木という役は、本当に誠実な人間でなかったら演じられないのではないかと思うぐらいです。まだ少しですが間近でお芝居を見させていただいて、本当に感動しております。絶対に皆さんに良いものをお届けできると思いますので、楽しみにしていてください。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」は、WOWOWにて6/11(日)22:00~放送開始。(第1話無料放送)
ぜひご覧ください。