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市原隼人 映画「ブルーハーツが聴こえる」公開直前プレミア上映会!
1995年に解散してもなお、ストレートなメロディーとメッセージ性の強い歌詞が大人の心を刺激(魅了)し続けている、伝説のバンドTHE BLUE HEARTS。
同作は、“THE BLUE HEARTS 結成30年”となる2015年を機に、世代を超えて愛される名曲6曲を、日本を代表する人気クリエイター6名がオリジナルの解釈で監督を務めたオムニバス作品。
制作から2年、クラウドファンディングの支援を受け、恋愛、友情、家族、青春、喪失と再生といった人間の普遍的な営みや感情の機微を優しく見つめつつ、明日への一歩をそっと後押しするような珠玉の物語がオリジナル音源と共に描かれる。
市原は、下山天監督による「人にやさしく」で主演を務める。
舞台は、遥か未来、刑務所惑星を目指す囚人護送船。
強制労働に従事させられるワケありの者たちを乗せたこの船を、突如、流星群が襲った。
機体を破壊され、彷徨う宇宙船。
その中には謎の若い男、女、凶悪兄弟、静かな老紳士……そして看守らのわずかな生存者がいた。
「これだけ座標から外れたらSOSも届かない」「つまり、ここでみんな死ぬってことでしょ!?」。
銀河の彼方、生存帰還の万策尽きたパニック状況下で、生き残った彼らに希望はあるのか――。
宇宙船でサバイバルを繰り広げる謎の若い男を演じる市原は、「この作品が公開できるのは、制作に関わる全ての方々の情熱と、応援してくださる皆さんのお力添えのおかけだと思っています。本当にありがとうございます。『人にやさしく』は遥か未来が舞台。形は人間なのですが、中盤から違う面が見えてくる役を演じます。今この時代に、この歳でいるのは、何かをするために、立ち上がるために生かされているのではないかというメッセージが込められていて、何かに向けて手を上げたり、立ち上がったり、行動を起こそうとする方にエールを送った作品です。ぜひ6作品合わせて楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。」とコメント。
『人にやさしく』は遠い宇宙という独特な世界観で物語が繰り広げられるが、「宇宙と聞くとCGをイメージされるかもしれませんが、今回は特撮がメインでした。技術が発達していく中で、もう一度人と向き合うときにどうやって表現すれば良いかとなった時に、(下山監督は)現代の技術ではなく、アイデアで作品をしのいでいた時に使われていた特撮という手法を使われたんだと思います。現代とは違う味が出ているので、楽しんでいただければと思います。」と話した。
また、撮影で大変だったことを聞かれ、「宇宙に浮遊しているシーンがあるのですが、360℃グルグル回る大きな球体の機材に乗って、夜通し回っていました(笑)。でもすごく楽しくて…。自主制作映画のように、やらされてやっているのではなく、“やりたくてココにいる”という職人が集まってできた作品。これが物作りなんだ、映画や作品ってそうあるべきなんだと改めて感じましたし、そんな作品に携わることができて嬉しかったです。」と振り返った。
映画「ブルーハーツが聴こえる」は4/8(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。
ぜひ劇場でご覧ください!