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林遣都 主演映画「しゃぼん玉」ワールドプレミア上映会!

林遣都主演映画「しゃぼん玉」のワールドプレミア上映会が、2/16(木)シネスイッチ銀座にて行われ、東伸児監督と共に林が登壇した。

同作は、直木賞作家・乃南アサさんのベストセラー小説「しゃぼん玉」(新潮文庫刊)を実写映画化。宮崎県の大自然を舞台に、感涙のドラマが誕生した。

物語の主人公は、親の愛情を知らずに育ち、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返してきた伊豆見翔人(林遣都)。人を刺し、逃亡途中に迷い込んだ宮崎県の山深い椎葉村で怪我をした老婆スマ(市原悦子さん)を 助けたことがきっかけで、彼女の家に寝泊まりするようになった。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人々に世話を焼かれ、山仕事や祭りの準備を手伝わされるうちに、 伊豆見の荒んだ心に少しづつ変化が訪れた。そして10年ぶりに村に帰ってきた美知(藤井美菜さん)との, 出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「今まで諦めていた人生をやり直したい」
――決意を秘めた伊豆見は、どこへ向かうのか…。

上映前舞台挨拶に登壇した林は、「こんばんは。乃南アサさんのベストセラー小説を映像化するということで今回参加させていただきました。伊豆見翔人という、切なく一筋縄ではいかない難しい役をやらせていただきました。監督のこの強い思いに必死に応えたいという思いで一生懸命取り組みました。今日観ていただいて、良かったと思われた方は周りの人に勧めてください。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。

東監督との撮影については、「最初にお会いした時に、監督の翔人に対する思いだったり、どういうイメージというものをお話しさせていただきました。(撮影場所の)椎葉村に行って、実際に立ってみないと分からないこともあったので、監督が1番の相談相手と言いますか、一緒に1つの人物を作っていけたかなという感触があります。」と話した。

市原さんとの共演には、「この先もずっと俳優をやっていく上での武器となるような期間でした。色々なことを感じさせていただきましたし、撮影中は常に翔人として接していただきました。僕がずっと感情を込め続けられるように、本当のスマお婆ちゃんのように僕に接してくださって、最初は緊張していたのですが、市原さんのお気遣いのおかげでぶつかっていくことができました。あとは、現場で離れたところから実際に市原さんのお芝居を見ているだけで、一瞬一瞬圧倒されて感動しました。見ているだけで貴重な時間でした。」と振り返った。

サプライズで病気療養中の市原さんからボイスメッセージが届くと、「正直自分のところで何を言われるのかドキドキしていて、周りの方のことはあまり聞けなかったのですが(笑)、現場では本当に翔人として接していただいたので、僕自身のお話とかはしていなかったのですが、今初めて『林さんとの共演は忘れられないものとなりました…』ということを言っていただいて、とにかく只々嬉しいです。」と目を潤ませた。

また、撮影場所である宮崎県・椎葉村から、作品にも登場する柴犬・チョコがサプライズで会場入りする一幕も。久しぶりの再会に林は、「チョコー!」と撫でながら感激の様子。チョコについては「大好きです。(演技が)本当に素晴らしかったです。奇跡的なお芝居がいっぱいありました。1つのきっかけというか何かを与えてくれる重要な役どころでもあるので、こんなに愛らしい子と一緒にお芝居ができて、凄く良い気持ちでできました。」と笑顔で語った。

最後は、「実際に出来上がったものを観させていただいて、ありきたりな言葉になってしまうかもしれないのですが、血が繋がっていなくても、人ってかけがえのない関係性が築けるし、どんなことがあっても、出会うべくして出会う人はいるというか、本当に大切な人って誰なのだろうということに気付かせてくれる、改めて見つめ直せる映画なんじゃないかなと思っています。あとは、観てください。今日はありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

林遣都主演映画「しゃぼん玉」は、3/4(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!!
ぜひご期待ください。
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