MOVIE
濱田岳 映画「本能寺ホテル」初日舞台挨拶!
日本の歴史上もっとも有名で、今なお多くの謎に包まれた大事件「本能寺の変」。天下統一を目前にした織田信長は、なぜ明智光秀に謀反を起こされたのか?自害したはずの信長の遺体は何処に?その後、光秀を討伐した羽柴秀吉の中国大返しは、何故あんなに迅速だったのか?そして、もし事前にその運命を信長に伝えようとした現代人がいたとしたら?日本史最大のミステリー「本能寺の変」の謎が、400年の時を超えて今明かされる!
濱田が演じるのは、織田信長に仕える小姓・森蘭丸。信長からの信頼も厚く、側近として忠義を尽くしている。本能寺の庭で繭子を発見し、何かと気に掛けるという役どころ。
舞台挨拶にて、“絶世の美男子と言われた森蘭丸を演じた濱田岳さん”と紹介され、客席がざわつくなか、「時のカリスマ・織田信長公が寵愛した、それ故、絶世の美男子に違いないだろうと、とても安直な考えで迷惑しております。信長公だって、ちょっとぽっちゃりした位が好きだったかもしれないのに。新年早々愚痴っぽくなりましたが、今年もよろしくお願いします。」と笑いも交えて挨拶。
撮影中に印象に残っていることを聞かれ、織田信長を演じた堤真一さんが、田口浩正さん、濱田と岡山への撮影に向かうために同じ新幹線で移動をしたが、田口さんと濱田が酒盛りですっかり盛り上がり、濱田が降り遅れて広島まで行ってしまったというエピソードが語られ、「(岡山に着いて)パッと窓を見たら堤さんが外からドアを叩いていて。荷物も取らないといけないし、間に合わず…。そこから先は、ちゃんと座席のごみを片付けて、連結部分で次の駅に着くのを待っていました。」と事の真相を語ると、会場が笑いに包まれた。
次に濱田の順番となり、「『本能寺ホテル』はその降り遅れにつきるのですが…。」と悩みつつ、「夏の暑さで甲冑を着て歩くのは大変でした。」と振り返った。
その後、同作で本能寺の事実を知った織田信長が、時代のリーダーだと感じる“ある決断”をくだすという内容にちなみ、自身が感じる理想のリーダー像を聞かれ、「親方様のような背中で語る人は、男としてカッコイイなと思います。」とコメントした。
映画「本能寺ホテル」は全国東宝系にて絶賛公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。
【物語】
倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊することになった。なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。
一方、時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は森蘭丸(濱田)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんな時、見慣れない格好の女・繭子が一人、寺に迷い込んでくる。その女は、400年後の世界からやってきた現代人。繭子は自身も訳のわからぬまま、信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。
やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき―。
(敬称略)