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濱田岳 新春ドラマスペシャル「『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』伊勢志摩で大漁!初めての出張編」記者会見!
『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載中のやまさき十三さん作、北見けんいちさん画のマンガを原作として国民的映画シリーズとして親しまれ、昨年初めて連続ドラマとして人気を集めた同作。この度スペシャルドラマとして復活し、来年1/2(月)に放送される。
撮影は東京にある、おなじみの鈴木建設営業三課やかづさ屋に加え、ドラマ版初の地方ロケとなる三重県伊勢・志摩で行われており、演出は映画版・昨年の連続ドラマ版に続き、朝原雄三監督が務めている。
物語は、鈴木建設に入社してから1年が経ち、マイペースっぷりに拍車がかかった“釣りバカ・サラリーマン”ハマちゃんこと浜崎伝助と、ハマちゃんの出張がきっかけで伊勢・志摩へ向かうことになる一行の姿が描かれている。
連続ドラマに引き続き、主人公・浜崎伝助を演じる濱田は、「今回は伊勢・志摩の方へお邪魔しました。お正月から“釣りバカ”らしい温かい気持ちをお届けできるのではないかなと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。
連続ドラマから同作において、変わったところは?と聞かれ、「ハマちゃんという男は、人間の基本的欲求と釣りという部分に素直に生きていて、ブレない人。みち子さんにはたくさん甘え、スーさんとは社長という関係性を無視した親友のような口を利き、これといって大きく変わっていません。」とコメント。その後、“おなじみのコンビが見られんですね”とのMCの合いの手を受け、「去年、濱田岳としては緊張する作品だったので、今回は築き上げた関係性を基に、ほぼ同じスタッフと共に帰ってきたという感じです。なんならお友達とみんなで伊勢・志摩に行ったかのようで、僕は楽しかったです(笑)。」と話した。
どんな方に観てもらいたいか?との質問に、「映画からずっと観て頂いている世代の方々には、“釣りバカ”が帰ってきたという感じをお届けできると思います。また、僕が街を歩いていると声をかけてもらえるようになり、金太郎だけかと思っていたのですが“ハマちゃん”と言ってくれる小学生がいて、楽しんで観てくれているんだなと放送後に実感したので、今回も年代を選ばず、みんなで家族団らんが出来る作品ではないかなと思います。」と笑顔で語った。
劇中でのアドリブはどれくらい行われているのかとの問いに、「極端に言えば、台本はほぼガイドのようなもの(笑)。大きく意味が外れなければOKみたいな空気になっています。僕らなりの考えたキャラクターでぶつけているので、もしかしたら全体的にアドリブかも知れないです(笑)。」と回答。
さらに、印象に残っているアドリブシーンについて、「連続ドラマの最終話で、スーさんとハマちゃんと、みち子さんとみち子さんのお父さんで揉めるシーンがあったのですが、アドリブでスーさんの首を絞めてやろうという事になりました。“この野郎”と言って首を締めてちょっとしたら復活して、というのを3回ぐらいやりました(笑)。それにOKを出してくれた朝原監督が、“僕はこんなもんを撮るために国立に入ったんじゃないんだ”と怒っていたのが印象的です。それを経てのスペシャルドラマなので、半ば諦めというか、“どうせ、コイツら言う事聞かないんだろう”というテンションで撮っていただきました(笑)。」と連続ドラマの撮影でのエピソードを交えて語った。
正月恒例の時代劇枠だった日時に同作が放送されると聞いた心境について、「責任感が伴うオンエア日だなと思いました。そして、西田敏行さんと故三国連太郎さんという大先輩が作り上げた素晴らしい作品で、一人の若手俳優としては、背負いきれない大きな看板だなと思っていたのですが、ここにいる西田さん、広瀬アリスさん、吹越満さん、比嘉愛未さん、そしてスタッフのみんなが僕の小さな背中に看板を背負わせてくれているというか、せっかくの状況を作ってもらえているので、これは思い切りやるしかないという気持ちで臨みました。」と真摯に語った。
今後、続編を望みますか?と聞かれ、「やってみて思ったのが、『釣りバカ日誌』はこの世界でしか成立しない、生きられない人たちが描かれていて、ある意味ファンタジーのお話だということ。鈴木建設の幹部の人たちが、成り立つ訳がないというぐらいバカになっていて、僕らものびのびと『釣りバカ日誌』の世界で生きているので、若い人からご年配の方までみんな置いていかずに楽しめる作品なのではないかなと思っています。なので、形はどうであれ続いていく事は嬉しいですし、続いていく以上は毎回プレッシャーもかかっていく作業になると思っています。」と述べた。
最後に、放送を迎えるにあたり、「一人のファンとして、“釣りバカ”が帰ってくるというのは嬉しくて、それを現実にしてくれたテレビ東京さんの心意気だったり、作品への思いを感じ、今回は責任感を持って臨みました。年始めのドラマですし、僕にとってはかけがえのない作品で、1月2日に全てがかかっていると言ってもいいぐらいです。今ちょっと軽口叩いてしまいましたけれども(笑)。ともかく、来年一発目の『釣りバカ日誌』を多くの人に楽しんで観てもらえたら良いなと思っています。」と心境を交えて語った。
新春ドラマスペシャル「『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』伊勢志摩で大漁!初めての出張編」は、来年1/2(月)21:00~テレビ東京にてO.A。
ぜひご覧ください!