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飯島颯 映画「がらくた」初日舞台挨拶!
地方の賑わいを取り戻すのは子供だという観点から、ジュブナイル=少年少女の映画を作ろうと立ち上がった『ジュブナイル映画プロジェクト』の記念すべき第一作品目となる同作は、ジュブナイル脚本大賞を受賞した作品の映画化。揺らめく海、その向こうに見える工場地帯という香川県坂出市の佳景を切り取るのは、坂出市出身で新進気鋭の名倉良祐監督。坂出市全面協力のもと撮影は行われ、多彩な街の表情がセンシティブな中学生たちとリンクして映し出される。
上映前に行われた舞台挨拶で飯島は、「竹内錬を演じさせていただきました飯島颯です。よろしくお願いします。」と挨拶。
自身が演じた役どころと、自身と役の共通点はありますか?と聞かれ、「物語の舞台となる中学校のクラスの委員長をやっていて、真面目な性格です。僕も実際に学校で、生徒会や学級委員をやっていたので、共通するところがありました。」とコメントすると、会場から驚きの声があがっていた。
真夏の8月に行われた撮影について、「瀬戸内海での撮影が多かったのですが、天気が良い日は景色がきれいでした。特に、浜辺での撮影がすごく楽しかったです。また、ある理由から、みんなと違い僕一人だけ長袖を着て演技をしていたので暑かったです。」と振り返った。
撮影中、地元ならではのおいしいものは食べましたか?との問いに、「撮影がいろいろ忙しかったので、東京に帰る時に空港でうどんを食べました。」と話した。
最後に、「置かれている状況の中でのそれぞれの心境の変化に注目して観ていただければと思います。よろしくお願いします。」とメッセージを送った。
映画「がらくた」はブリリア ショートショート シアターにて公開中!
なお、劇場では公開を記念して写真展も行われている。
ぜひ劇場でご覧ください!
【STORY】
自転車で逃げ出してたどり着いた灯台下の小屋。
そこで出会った唯一の友達は放火の第一容疑者だった…
念願叶って東京から母と二人で香川県坂出市に越してきた14歳の隼人。ここへ来ればいけ好かない男も母に寄り付かなくなるだろうと思っていたが、再び見知らぬ男と仲睦まじく会話する母の姿を見て、自転車で逃げ出す。たどり着いた灯台下の小屋で一夜を明かし、翌朝、一人遊びをしている不思議な少年・瑞輝に出会う。それから母から逃げ出すたびにその小屋へ行き、隼人と瑞輝は拾ってきたがらくたで遊ぶ日々を送った。
隼人の誕生日、小屋の中でささやかなお祝いをする隼人と瑞輝。そこで隼人がはき出した秘密と引き換えに瑞輝から中学校放火事件の第一容疑者であると告げられ、隼人はその廃屋からも逃げ出してしまうのだが…。