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本郷奏多 ドラマ「東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの」完成披露舞台挨拶!
同作は、東野圭吾さん原作の「カッコウの卵は誰のもの」を連続ドラマ化。遺伝子という題材をもとに、親子の絆とは何かを深く問いかける物語で、ドラマでは、ヒロインの父子だけでなく、スポーツ遺伝子を保有するが故に不幸を辿るもう一組の父子や、優れた遺伝子がないものの努力によってスポーツ選手として頑張り続けている高校生、そしてそんな彼らを研究対象として見ながら、いつしかひとりの人間として思い、守っていこうとする研究者の姿まで描き、スポーツビジネスの闇、遺伝子の謎、才能とは何かを問う、科学サスペンスとなっている。
物語の鍵を握る病院暮らしの青年・上条文也を演じる本郷は、役作りについて、「僕自身も非常に病弱で…。この役のために病弱に生きてきたといっても過言ではないかもしれないです。」と会場の笑いを誘いつつ、「基本的に一人でベッドの上でいる撮影ばかりで、すばらしいキャストの方がたくさん出ていらっしゃるのに、いろんな方とお会いできなかったのがちょっと残念でした。」と撮影時の心境を明かした。
物語の内容にちなみ、『努力と遺伝ではどちらが大切だと思うか』という質問には、「わからないですね。どの世界もそうだと思うんですけど、第一線にいる人たちって、才能もあって、努力もしていて、なおかつものすごい強運を持っていないとトップにいることができないと思うので、全部大事なんじゃないですかね。」と語った。
連続ドラマW「東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの」は、WOWOWプライムにて、3/27(日)より毎週日曜22:00~放送!(第1話無料放送/全6話)
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【ストーリー】
親子2代でトップスキーヤーを目指す緋田風美(土屋太鳳)と父・宏昌(伊原剛志)。風美からは、高い運動能力を示す特別な遺伝子パターンが検出され、人目を引く容姿も相まってメディアの注目の的だ。遺伝子研究者の袖木洋輔(戸次重幸)は、新たなスポーツビジネス開発のために父娘のさらなる検査を申し出るが宏昌は拒絶。実は風美の出生には大きな秘密があったのだ。全日本の強化合宿では、風美のほか、同じく“スポーツ遺伝子”を「持つ」がスキーに興味がない伸吾(高杉真宙)、「持たない」が実績のある恵里香(真野恵里菜)、和真(森永悠希)、年齢的な限界を迎えている翔太(矢野聖人)ら若者たちが、さまざまな想いを抱きながら練習に臨んでいた。ところがそこへ「緋田風美をメンバーから外せ。さもなくば彼女に危害が及ぶ」という脅迫状が届く。その頃、ある病院でひとりの青年(本郷奏多)が子どもたちに「才能」に関する物語を読み聞かせていた…。
(敬称略)