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濱田岳 主演ドラマ「螻蛄（疫病神シリーズ）」制作発表会見！
2015年1月にBSスカパー！オリジナル連続ドラマ第1弾として放送された「破門（疫病神シリーズ）」。直木賞受賞作家・黒川博行さんの大人気“疫病神シリーズ”である同作は、北村一輝さんと濱田岳のW主演で映像化され、二人の軽妙な大阪弁でのやり取りや、物語のスピード感、 地上波では見ることが出来ないバイオレンス描写で人気を博した。
そしてこの度、前作ドラマの続編として再びドラマ化。今回のシノギは巨大宗教法人の宝物である絵巻物。絵巻物を金にしようと画策する二人を待ち受けるのは、巨大宗教の蜜に群がる悪党たち。腐敗刑事、東京ヤクザ、怪しい美人画廊経営者、金満坊主。様々な欲望がうごめく中、最後に笑うのは果たして誰なのか！大阪・京都・名古屋・東京と駆け回る“疫病神コンビ”の命運は！？
ある夜賭場で、二蝶会を破門になったはずの桑原（北村さん）と一年ぶりに再会した二宮（濱田）。桑原が二宮に声をかけたのは、新たなシノギが目的だった。宗教法人・伝法宗の寺院、就教寺の住職・木場（佐藤誓さん）絵巻物「壊海聖人絵伝」の絵柄を染めたスカーフを信者に売りさばこうとして失敗。染色屋「与志村」に渡された、2000万円分の手形の取り立てを、二蝶会が請け負うことになったらしい。2000万円の代わりに「懐海聖人絵伝」の現場を奪おうと考えた桑原は、就教寺の檀家である二宮に、木場から絵巻物の在所を聞き出すようそそのかす。2人は巨大宗教法人から金を巻き上げるため、再びコンビを組むことになる…。
濱田は前作に引き続き、建設コンサルタントの二宮啓之を演じる。
昨日、クランクアップを迎えたという濱田。撮影を終えての感想を聞かれて、「まさしく憑き物が落ちたかのようで、二宮は、殴られ、蹴られ、なじられ、血だらけで寒空の下ゴロンとしているっていう事が大半の役なので、終わって本当に良かったなと思います（笑）。だけど今、北村さんが隣で続編なんて事を言い始めているので、ザワザワとしています…。やりたい、やりたいです。ありがたいことです！」とコメントした。
撮影は、大阪・京都・名古屋・東京で行われたが、ご当地で食べたものについて、「地元の方が美味しいと思っているようなお店に連れて行って頂けるので、素敵な経験でした。食べ物にまつわる事で印象に残っているのは、名古屋の台湾ラーメン。辛さのレベルがあって、一番下のレベルだととても美味しく頂けるのですが、最上級の物は暴力的な辛さなんです。ちょうど、番組のプロデューサーの方がお尻にトラブルを抱えていまして、その人に最上級の辛さのものを食べさせて、その後どうなったかっていうのを楽しみにしながら、撮影を乗り切りました。」と話すと、会場から笑いが起こった。
自身の役どころを問われ、「朝海ひかるさんに『二宮君はやられても前に突き進むところに女性として守ってあげたくなる』と優しく褒めて頂けて、とても嬉しかったです。やってて良かったなと思いました。ただ、車に轢かれても無理やり立たされ、そのまま進めさせられているだけなので、決してそこに自分の意志がある訳でもなく、振り回されているのですが（笑）。金に汚いというか、執着だけはあって、他にちゃんとした進め方があるんじゃないのと思ってしまうような人間かなと僕は思っています。」と答えた。
さらに、北村さんとの共演について、「北村さんとは別の作品でお会いしたかったというのが正直な気持ちで、ずっと一緒に居ると普段からのいじりも役に近いものになってくるんです（笑）。ただ、今回、二宮君が桑原さんに勝てる所を見つけたのですが、それは絶対に入院をしないこと（笑）。桑原さんは何かあるとすぐ入院をするのですが、二宮君は二回ぐらい車に轢かれても、その後立たされて、挙句の果てには殴られて、そのまま仕事に行くんです。ボロボロになっても絶対に病院に行かないし、骨密度がすごいのか（笑）。そんな所に気が付きました。」と話すと、再び会場は笑いに包まれた。
また見どころを聞かれ、「二宮君は前作から何も成長していなく、そこは作品の中の一人のキャラクターとしての魅力だと思うので、為体ぶりを楽しみにして頂けたらと思います。」とアピールした。
最後に番組をご覧になる方へ向けて、「今回も無事死なずに撮影を終えることが出来ました。あとは皆さんに観て頂くだけだと思っています。たくさんの人に観て頂きたいと思います。それぐらい自信があります。宜しくお願いします。」とメッセージを送った。
ドラマ「螻蛄（疫病神シリーズ）」は2/19（金）より毎週金曜21：00～BSスカパー！（BS241/プレミアムサービス585）・スカパー！4K総合（プレミアムサービス596）にてO.Aスタート！（初回は無料放送）
ぜひご期待ください！
