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坂井真紀 NHK土曜ドラマ「破裂」試写会!

坂井真紀出演ドラマ「破裂」試写会が、9/28(月)に渋谷NHKにて行われ、共演者らとともに坂井が出席した。

同作は、久坂部羊さん原作「破裂」のドラマ化。心臓の新しい治療法をめぐり、エリート医師と天才官僚が対決する禁断の医療サスペンスドラマ。年老いた心臓が若返る「夢の治療法」には恐るべき副作用があった。「“ぴんぴん、ぽっくり”で老人を減らす」-国家陰謀の魔の手。エリート医師VS天才官僚。どちらが天使で、どちらが悪魔か…?

坂井が演じるのは、松野公子役。医療訴訟専門の弁護士で、主人公・香村鷹一郎の元恋人。医療過誤訴訟の敵対陣営として12年ぶりに香村と再会。香村にとっては表も裏も知り尽くされた厄介な敵である。やがて…。

第1話試写会後に行われた会見に出席した坂井は、同作への出演について、「私は、医療裁判を専門とする弁護士の役をやらせていただきます。撮影は、緊張感の連続で本当に疲れます。気を抜くところがなくて、撮影が終わると“なんかふざけたいなー”と思ってしまう気持ちになります。そんな中、この場ではふさわしくないかもしれませんが、桔平さんのお医者さん姿がとてもかっこよくて、初めて見たときに思わず“かっこいい”と口に出さずにはいられませんでした。その桔平さんの姿に唯一癒されております。私はこの役をやらせていただくにあたって、裁判をいくつか見させていただいたのですが、弁護士という仕事は強い信念を持っていなくてはできない、本当にタフな仕事だと思いました。この役をやらせていただいていく中で、自分の生きる意味も考えなければいけないので、強い信念を持って生きていきたいなと思ったりしております。」と語った。

第1話を観た感想については、「とてもおもしろく観させていただきました。とても疲れました。なので、皆さんに疲れるドラマだということを先に言っておきたいと思います(笑)。それを覚悟してぜひ観てください。どうぞよろしくお願い致します。」と話した。

このドラマを通して考えさせられることについて、「自分が老いていったときにどんな世の中になっているのか、自分の両親が老いていってどういう風に人生を終わらせるのかなということを考えさせられます。最近、老人ホームでの虐待事件などを耳にすると、本当は赤ちゃんが生まれて喜ばしいということと同じように、年齢を重ねてがんばって生きていくことは祝福されるべきことなのになと思う反面、やはり長く生きることは死に際といいますか、自分一人でできることも少なくなっていくわけですから、そういうことも含めて、これからどういう世の中になっていくのかなということはとても考えさせられます。私たちの未来が本当にいいものであってほしいという思いを込めて演じています。」と語った。

NHK土曜ドラマ「破裂」は、NHK総合にて、10/10(土)より毎週土曜日22:00~放送(全7回)。ぜひご覧ください。

【ストーリー】
老化した心臓を若返らせる「夢の治療法」で医学史に名を残そうと野望を抱く心臓外科医・香村(かむら)(椎名桔平)。「医者は三人殺して一人前になる」という哲学を持ち、研究の実用化のためなら手段を選ばない冷徹なエリートだ。だがその療法には香村もまだ気付いていない副作用が潜んでいた。心機能が劇的に回復したのち、心臓が破裂して突然死を起こすのだ。この副作用で老人たちが「寝付かず苦しまずに死ねる」ことに目をつけ、「超高齢化社会の究極の解決」を目指そうとする官僚がいた。「国民生活省のマキャベリ」と呼ばれる稀代の策士・佐久間(滝藤賢一)。「来るべき超高齢化社会を前に無為無策でいたら、この国は滅びます。日本では、延命治療の是非も問わずに医療が無軌道に進歩し、寝たきり老人が多い。いかに多くの老人がぽっくり逝きたいと願っているか知っていますか?」――佐久間は香村に巧妙に近づき、「夢の治療法」を乗っ取ろうと陰謀をめぐらす。その療法の被験者第一号となるのは、心不全で引退状態にあった国民的名優・倉木(仲代達矢)。実は香村は倉木の隠し子。幼い頃、母親と自分を捨てた倉木を恨んで生きてきた。およそ四十年ぶりに再会した二人は激しく衝突するが、死ぬ前にもう一本だけ映画を撮りたいという倉木の執念から、初めての治験を行うことになる。だが、後になって恐るべき副作用が明らかに……。体内に時限爆弾を抱えた倉木。果たして香村は倉木を救えるのか。佐久間の陰謀から研究を取り戻せるのか。そして人は、人生の最期に何を望み、何を見出すのか――?
(敬称略)
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