TV
青木崇高 連続ドラマW「石の繭」制作発表記者会見!
同作は、リアリティあふれるストーリーにサスペンス性とアクションを織り込み、警察小説の新機軸を打ち立てた、作家・麻見和史さんの人気警察小説シリーズ『警視庁殺人分析班』の第1作を初の映像化。二転三転する展開、張り巡らされた伏線、ちりばめられたミステリー、そして、事件の驚愕の真相と犯人の真の目的がやがて明かされていくさまなど、原作の世界観を忠実に再現し、片時も目の離せないノンストップ・クライムサスペンスドラマが誕生した。監督は、刑事ドラマの演出も数多く手掛けてきた内片輝さんがメガホンを執り、脚本は、映画『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作さんが執筆する。
刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子。
ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。犯人は一体何故こんな殺し方をしたのか?捜査会議が始まり、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が入る。そして予告通り第二の犠牲者が出た。被害者はまたもセメントで塗り固められていた。
犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者に共通するものは?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がってくる…。
青木は、木村文乃さん演じる主人公・如月塔子の指導的立場でコンビを組み、仕事はできるが飄々としていて人を寄せつけない雰囲気がある、警視庁捜査一課十一係の刑事・鷹野秀昭を演じる。
自身が演じる役柄については、「今まで僕が演じてきた役柄とは違い、クールに物事を俯瞰で見ながら考えていて、見え方によってはすごく嫌な奴ですし、そのようなキャラクターを演じることは挑戦でした。如月塔子の指導的立場になりますが、劇中で会話をしていると塔子の頑固なところや甘い部分が見えて、役としても、自分自身の感覚としてもイライラすることがあります。そういう時、僕が今まで演じてきた役だと、物を投げたりとか、手が先に出るタイプが多かったのですが、鷹野の場合はきちんと理論づけながら指導をしているので、今まで演じてきた役とも、自分自身とも全く違います。」と語った。
撮影現場での話題になり、木村文乃さんから『男性陣の仲がすごく良かった』と言われ、「休憩時間にロケ現場近くのパン屋さんでパンを買ってきた時も、色々な味のアイスを差し入れでいただいた時も、みんなでシェアしながら食べて女子力を高めてました(笑)。」とエピソードを明かした。
最後に、同作の見どころについて、「予告映像にもある通り、犯罪の手口がものすごく強烈ですが、それがあることによって、“この事件を解決したい”“この悪を許せない”という全ての原動力に結びつき、作品の面白さも増しているように感じます。如月塔子は事件現場を見て普通の女の子の反応をしてしまう面もあり、彼女も刑事として成長していかなければいけませんが、彼女を指導することで鷹野自身も成長していきます。事件を解決していく中での人間としての成長、そして犯罪の恐ろしさをスリリングに描いている作品になっています。」と話した。
連続ドラマW「石の繭」は、8/16(日)より毎週日曜22:00~WOWOWプライムにて放送スタート!(第1話無料放送/全5話)
ぜひご期待ください。