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高梨臨 TBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス~女たちの赤紙~」制作発表!
同作は、“女性の社会進出”の先駆け的存在である激動の時代に信念を持って生きた1人の女性の家族愛の物語。
今から70年前、自らの信念で戦時召集状、いわゆる「赤紙」を受け取り、戦地に赴く女性たちがいた。第二次世界大戦中、「従軍看護婦」として3万5千人余りの女性が戦地に赴き、1,120人が殉職。彼女たちは戦地で命を救う仕事に崇高な理想を持って男たちと肩を並べて働き、今や当たり前の“女性の社会進出”の先駆け的存在でもあった。しかし敗戦の色が濃くなるにつれ、大きく狂わされる運命。戦後も続く過酷な試練。逆境にあっても博愛の精神を持ち続け、生きることの尊さを信じ続けた女性たち――。
ドラマでは、戦争で家族と別れ人生を翻弄されながらも「博愛」の精神、そして家族への愛を貫いた天野希代という1人の女性の生き様を、満州事変から第二次世界大戦、朝鮮戦争の時代にわたって描く。
高梨は、主人公・天野希代(松嶋菜々子さん)に憧れ、従軍看護婦を目指す女学生・馬渕ハル役を演じる。
一般のお客様も招き行われた制作会見で、拍手で迎えられた高梨は、「皆さん、こんにちは。3ヶ月間、皆で心を込めて撮影してきたこの作品がもうすぐ皆さんに観ていただけることを本当にうれしく思っています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。」と挨拶。
自身の演じる役柄について高梨は、「ハルは、従軍看護婦に憧れや希望を持って戦地に行ったのですが、そこで戦争の現実を目の当たりにして、たくさんの大変な経験をしていきます。撮影中も、つらいシーンを撮っているときは、気持ち的につらくなってしまうこともあったのですが、現場で松嶋さんが他愛もない話をしてくださったり、大変なスケジュールの中でも疲れた表情を一切見せていなかったので、それを見て、ハルが希代先輩を思う気持ちと同じように、私自身も松嶋先輩という気持ちに思えて、(役柄と自身が)一心同体となって、一生懸命できました。」と語った。
TBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス~女たちの赤紙~」は、8/1(土)21:00~、8/2(日)21:00~の2夜連続放送!ぜひご覧ください!