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北川景子 映画「HERO」完成報告会見!
同作は、型破りで正義感の強い東京地検城西支部検事・久利生(くりゅう)公平(木村拓哉)を中心に城西支部メンバーの活躍を描いた群像劇で、連続ドラマとして放送後、スペシャルドラマ、劇場版、さらに2014年に13年ぶりに放送された連続ドラマを経て、再び映画第2弾として帰ってくる!
ネウストリア公国大使館の裏通りで、パーティーコンパニオンの女性が車にはねられ死んだ。東京地検城西支部の久利生公平検事(木村拓哉)は、事務官の麻木千佳(北川景子)と共に事故を起こした運転手を取り調べる。すると、ふたりの前に、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮舞子(松たか子)が現れた。現在、大阪地検難波支部で検事として活躍する雨宮は、広域暴力団が絡んだ恐喝事件を追っており、その重要な証人が、久利生が担当する事故の被害者女性だったのだ。
これは単なる交通事故ではない。そう感じた久利生と雨宮は合同捜査を開始。事故当時の状況を知るために、ネウストリア公国の大使館員から話を聞こうと、大使館に出向き直接交渉を試みるものの、あっさり断られる久利生。なぜなら、大使館には日本の司法がまったく及ばない「治外法権」が存在するからだ。
諦められない久利生はアプローチを重ねるが、当然の事ながら大使館側はまったく応じず、やがて、事態を重く見た日本の外務省・松葉圭介(佐藤浩市)から、思いがけない圧力さえかかってくることに。さすがの久利生も、「大使館」という決して侵してはならない「絶対領域」の前になす術なく、捜査が進展せず暗礁に乗り上げてしまう…。
果たして、久利生は「大使館の壁」の向こう側にある真実に辿り着くことができるのか――。
北川は、元ヤンキーの美人事務官。久利生の影響を受け、検事を目指す・麻木千佳を演じる。
会見にて北川は、「去年の連続ドラマから出演させていただき、今回、劇場版としての『HERO』に初参加となります。完成した作品を拝見したのですが、本当に素敵な作品になったと思います。」とコメント。
自身が出演したドラマ版との違いがあるかと聞かれ、「今回の劇場版では佐藤浩市さん演じられた松葉さんの心情の動きや、カムバックされた雨宮さんの心情の変化がストーリーの大きな波にはなっていますが、城西支部は事件が大きかろうが小さかろうが、正義感を持って全員で一丸となって立ち向かって、時間が経っても人が変わっても『HERO』は変わらないということを感じました。違いがあるとすれば、これまでの事件より大きい、絶対不可能とされる大使館に立ち向かうところと雨宮さんが帰ってこられたところだと思います。」と語った。
さらに、木村さん演じる久利生公平と松さん演じる雨宮舞子のツーショットを目の当たりにし、「テレビで観ていた『HERO』が目の前で、生で、ぶち抜きで2時間やっているような感じでした。一気に中学時代にタイムスリップしたみたいで嬉しかったです。」と笑顔で話した。
冒頭の城西支部でのシーンは、カット割りもない、約3分強という長回しのシーンになっているが、「本来であるならば綿密に段取りをやらなくてはいけないカットだったと思うのですが、大変なことに挑戦んするんだというプレッシャーもなかったですし、盛り上がりましたし、本番もすぐOKが出て自分たちのチームが誇らしく思えました。城西支部が帰ってきたぞということをお客様にお知らせできるシーンだと思ったので、とても楽しく撮影をすることができました。」と振り返った。
映画「HERO」は7/18(土)全国東宝系にて公開。ぜひご期待ください!
(敬称略)