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北川景子 映画「愛を積むひと」初日舞台挨拶!

北川景子出演映画「愛を積むひと」が6/20(土)公開初日を迎え、丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に北川が登壇した。

同作は、2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けている、エドワード・ムーニー・Jr.著の「石を積むひと」が原作で、舞台をアメリカから“日本で最も美しい村”連合第1号に認定された北海道・美瑛町に移し映画化。撮影はオープンセットを建て1年に渡り敢行、色鮮やかな丘陵や日本百名山のひとつでもある十勝岳など、大自然の四季の移ろいとともに、そこに住む人々のドラマを映し出した。

第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、小林篤史(佐藤浩市さん)と良子(樋口可南子さん)は、かつて外国人が住んでいた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子から手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。そして長年疎遠となっていた娘、聡子(北川)と再会し…。

舞台挨拶で北川は、「完成した作品を観て、親子・夫婦・男女の愛など、たくさんの形の愛が詰め込まれた作品だと思いました。今、皆様の中にそれぞれ違った感情があるかと思いますが、お顔を拝見していると、温かい気持ちに包まれているんだろうなと感じます。映画を観終った後に感じる温かい気持ちを、初日に共有できてとても嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。

同作では、親世代の想いを受け取り、次の世代へ繋いでいく役を担う役どころだったが、撮影現場で諸先輩方から受け取ったものは?と聞かれ、「私は(佐藤)浩市さんとのシーンが多かったのですが、心から役に入っていらっしゃる姿を近くで見ることができて、かけがえのない経験、刺激になりました。また、クランクインの前に親子関係についてお話をしてくださったり、役作りのお手伝いもしていただきまして、(役者として)こういう風になっていかなくてはというお手本を見せていただきました。」と語った。

亡くなった良子の妻としての愛、そして母としての愛が周囲の人たちを変えていくさまを描いた作品だが、その一方で親子の愛も印象的に描かれており、翌日が「父の日」であることから、美瑛を彩るラベンダーの花束を親子を演じた北川から佐藤浩市さんへ、杉咲花さんから柄本明さんへ贈呈。感謝の気持ちとともに手渡されると、大きな拍手が起こった。

さらに、佐藤浩市さんの奥様からサプライズで、佐藤さんへ向けた手紙が届けられ、樋口可南子さんが代読。作品同様、感涙に包まれた舞台挨拶となった。

人生の希望と豊かさとは何かを、私たちに優しく寄り添い問いかけてくる感動作、映画「愛を積むひと」は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。
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