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濱田岳 映画「予告犯」完成披露舞台挨拶!
同作は、2011年から2013年にかけて『ジャンプ改』にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった「予告犯」を、映画『ゴールデンスランバー』『白ゆき姫殺人事件』などを手掛けた中村義洋監督により実写映画化。
事件は唐突に始まった。Tシャツ姿に新聞紙の頭巾を被り、ネット上に現れた“シンブンシ”と名乗る“彼”=ゲイツ(生田斗真さん)は、法では裁かれず見過ごされがちな罪を犯した者たちを暴露し、制裁を加えていく。集団食中毒を起こした食品加工会社に対し、「食い物の扱いも知らないこいつらに、俺がきっちり火を通してやる」と予告すると、その会社で火災が発生。ネット犯罪を取り締まる、警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香さん)は、この謎の予告犯=“シンブンシ”の捜査に乗り出し、シンブンシが単独犯ではなく、複数犯であることに気付く。それでも“彼ら”は吉野をあざ笑うかのように予告と制裁を繰り返す。そして予告配信現場に残される“ネルソン・カトー・リカルテ”という謎の文字。巷には“彼ら”を神と崇める模倣犯も出現し、マスコミの報道は過熱、遂には政治家殺害予告にまで至り、社会現象へと発展していく。果たして“彼ら”をこの凶行に駆り立てた真の目的とは―?
舞台挨拶ではまず、会場に集まった1000人の観客に向け、この日のためだけに用意されたスペシャル映像をLEDで作られた巨大幕に映し出す演出が行われ、会場のボルテージが最高潮に高まる中、登壇者が華々しく登場。
日雇いの現場でゲイツと出会い、シンブンシの中では唯一の眼鏡男子“ノビタ”こと、恋する元ニート・木村浩一を演じる濱田は、「お越し頂きありがとうございます。先ほど鈴木亮平さんも言っていましたが、本当に色々なものがつまった自信作です。登場する前の映像で、『彼女欲しい~!』と言っていましたが、あれは僕が作品を通して1番大きな声を出したシーンです(笑)。今日は楽しんで行って下さい。」と挨拶した。
中村義洋監督の作品に数多く出演している濱田だが、オファーを受けた時の心境について、「また中村組のみんなと作品を作れるという嬉しさがありました。」とコメント。
役作りについては、「高嶺の花に恋する役を数々やってきましたが、今回のように極度に緊張してしまう役は初めてでした。なので、自分でもどんな感じか考えながら演じ、監督にもOKを頂きましたが、いざ自分で見たら想像以上に気持ち悪くなっていて、『あ、こんなに俺って気持ち悪いんだ』と思いました(笑)。」と話し、会場の笑いを誘っていた。
同作が“予告”を題材としていることから、完成披露舞台挨拶の行われた4/21(火)から6/6(土)の公開日までに、『私はこんなことをします』という公約=“予告”を行うことになり、濱田は、「濱田岳の予告を教えてやる。6月6日までいっぱい色んな人に(この映画を)宣伝するぞ。」と、劇中に登場するゲイツ風に、人差し指でカメラを指しながら発表した。
この日はそのほかにも、現場での様子を聞かれたキャスト陣が、『○○と言えば?』のお題に対し、みんなの解答を一致させるゲームをしていたという話題になり、実際に舞台上で再現するなど、笑いの絶えない楽しい舞台挨拶となった。
映画「予告犯」は、6/6(土)ロードショー!
ぜひご期待ください!