渡部篤郎出演ドラマ「天使と悪魔－未解決事件匿名交渉課－」の制作発表記者会見が、3/30（月）テレビ朝日で行われ、渡部が出席した。

同作は、“天使のような警察官”と“悪魔のような弁護士”が『司法取引』という禁断の交渉によって未解決事件の真相を追い求めていく、未解決ミステリーとリーガルサスペンスを融合させた新感覚のオリジナル捜査エンターテイメント作品。

人を信じることしかできない新人警察官・蒔田ヒカリ（剛力彩芽さん）と、誰も信じない謎の天才弁護士・茶島龍之介（渡部）。生き方も性格も正反対の2人は、『司法取引』の有効性を実証するという裏目的のために設けられた捜査ユニット『警視庁未解決事件匿名交渉課』に集められる。そこで与えられたのは「未解決事件を司法取引という禁断の交渉で解決せよ!!」という極秘ミッション！そんな“禁断の新手法”を駆使しながら、2人は完璧な嘘によって未解決となっている事件の裏に潜む究極の黒幕を追い詰めていくのだが…！？

同作について渡部は、「脚本が素晴らしいので、私から“こうやって作っていこう”というよりは、その脚本を私達がきちんと演じ、皆様にお伝えするという事に意識を置いています。」と話した。

人を疑うことをしない警察官が主人公ということにちなみ、剛力彩芽さんが登壇者たちの中から嘘を見破る『嘘発見クイーンへの道』というコーナーが行われ、『嫌いなもの』というお題に対し、『俳優H.T』と書いたフリップを見せた渡部。その意味について問われると、「H.Tさんとは、たくさんの作品でご一緒して10年近く仲良くさせて頂いていて、共演する作品に入る前には必ず電話をして『今回も頑張りましょう』と話していましたが、最近は忙しいのか電話に出てくれなくなり、折り返しもこなくなりました。彼とご飯に行くこともありますし、僕としては問題ないと思っていますが、H.Tさんは何か変わってしまったのかもしれません。」と回答した。すると、共演の長谷川朝晴さんから、「それ、僕ですよね？」とツッコミが入り、2人の仲の良さが伺えるやりとりを見て会場からは笑いが起こっていた。
そして、登壇者たちが自身の『嫌いなもの』について話をした中から、同じようなやりとりを現場でも見たことがあるという理由で、剛力さんは渡部が嘘をついていると予想したが、実際は長谷川さんで、残念ながら不正解という結果だった。

最後に、新年度目前ということで、新社会人の方へ向けたメッセージとして、「良いことも嫌なこともいっぱいあり、最初は嫌なことのほうが多いかもしれません。私はこの仕事を好きで始めて20年以上やっていますが、荒川良々さんと10年以上前に共演し、今回またご一緒して、仕事に対してすごく真面目な姿勢でやっているのを見て、そういう姿勢が1番なのかなと思いました。」と自身の考えを明かした。

ドラマ「天使と悪魔－未解決事件匿名交渉課－」は、2015/4/10（金）より毎週金曜23：15～テレビ朝日にて放送スタート！
ぜひご覧ください。