北村匠海出演映画「そばかす」の完成披露舞台挨拶が11/16（水）グランドシネマサンシャイン 池袋にて行われ、北村がサプライズ登壇した。

同作は、恋愛至上主義がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた作品。

物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの？」「作る努力をしなさい！」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…

北村は佳純の同僚・天藤光を演じる。

この日北村は舞台挨拶終盤でサプライズ登壇。主人公・佳純を演じる三浦透子さんとは“俳優として同志”と語る仲だが、「（三浦さんとは）12年くらいの仲なのですが、こういうのは嫌だろうなと思いながら今日は来させていただきました（笑）。僕が13歳の時に学園ドラマで一緒で震災も挟んでいた時期だったので、学生みんなの距離が近い仲で毎日一緒にいたクラスメイトという感じでした。」と振り返った。

その後、同作に友情出演した経緯を聞かれ、「透子さんの初主演作品であるということと、脚本を読ませていただいてシンプルに物語に惹かれたことが大きかったです。」と答える共に、「撮影期間はとても短かったのですが、表裏一体のような役どころだったので少し緊張しながら現場に入りました。現場はとても実験的で、皆さんがいろいろな意見を言い合いながら作っている感じがして、僕自身も試しやすく言いやすい現場でした。」と話した。

そして最後に、「撮影期間も短く今日の登壇時間も短かったですが（笑）。この作品に関われて良かったのと、最近の透子さんの活躍を見ていて、“私は細々とやっていくよ”と会うたびに言っていたことを思い出して嬉しく思っています。ぜひ楽しんでご覧ください。」とメッセージを送った。

映画「そばかす」は、12/16（金）公開。
ぜひ劇場でご覧ください！