永野芽郁出演映画「母性」公開直前イベントが、11/15（木）中村中学校・高等学校にて行われ、戸田恵梨香さんと共に永野が登壇した。

同作は、数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家:湊かなえさんが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数 120 万部を突破した 「母性」(新潮文庫刊)の映画化作品。

女子高生が死亡した事件。事故か、自殺か、殺人か...その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?
普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。
愛せない母と、愛されたい娘。
同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく...
母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」―2つの告白で事件は 180 度逆転し、やがて衝撃の結末へ。
母性に狂わされたのは母か?娘か?・・・この物語は、すべてを目撃する観客=【あなたの証言】で完成する。

イベントでは、女子高生達から二人へ聞きたいリアルな悩みや質問に答えるトークショを開催。

映画を事前に鑑賞した現役女子高生達の前に登壇した永野は、「久しぶりに直接みなさんの声が聞けて嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」と笑顔で挨拶。

タイトルにちなんで、自身の母親の好きなところを問われると、「小さい時からやりたい事を何でもやらせてくれて、私が面白い、楽しいことは一緒に楽しんでくれる母だったので、親子ではあるけれど、母を人間として好きだなと改めて思いました。」と話した。

また、「母の日にプレゼントは何を送っているか、感謝の言葉はどう伝えているか」という質問には、「撮影が終わる時に大きな花束を貰えたりするのですが、私はそれがすごく嬉しくて、大事な日には（母に）花束を贈ったり、真剣に言うのは恥ずかしいので『サンキューな！』って言ったりします（笑）。ふざけないと（感謝の言葉が）言えないので、照れ隠しで渡すのですが、照れ隠しなのを母も分かってくれているので、すごく喜んでくれます。」と少し照れながら回答。会場からは黄色い歓声があがっていた。

「両親と合わない部分があり、理解されない時に愛されていないと感じてしまう」という悩みには、「難しいですね。今どういう風に向き合って過ごされているか分からないので、簡単なことは言えないなと思うんですけど」と前置きしつつ「理解してくれていないから愛していないではないと思うので、まずは理解されるように自分が努力するか、自分が相手を理解するにはどうすれば良いかを考えた方が早い気がします。私だったらそうするという考えなので、あくまで（参考程度に）ご自身のしたいようにしたら良いのかなと思います。」と親身に答えた。

最後に、同イベントについて「すごくあっという間でした。自分の学生時代を思い出しながら過ごすことができて楽しかったです。」と振り返り、「皆さん『母性』という映画を受け取ってくださって、ご友人なり、ご家族なり広めてくださると嬉しいなと思います。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「母性」は、11月23日（水・祝）全国ロードショー！
ぜひ劇場でご覧ください。