スペシャルムービーやチケット先行予約など会員限定コンテンツを配信中!

ニュースNEWS

EVENT

中川大志 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」スペシャルトークin横浜に出演!

中川大志が8/21(日)KAAT神奈川芸術劇場に行われた「大河ドラマ「鎌倉殿の13人」スペシャルトークin横浜」に出演した。

同イベントは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をよりお楽しみいただくため、横浜市旭区ゆかりの武士である畠山重忠役の中川、鎌倉殿を支える13人の御家人である足立遠元役の大野泰広さんが出演し、ドラマの見どころなどを紹介するトークショー。

イベントにて中川は、「みなさん、こんにちは、“見栄えのいい男”です(笑)。こんなにたくさんの皆さんの前でお話しができるということで、楽しみにしていました。より『鎌倉殿の13人』が楽しくなるような時間にできればと思います。よろしくお願いします。」と笑いも交えて挨拶。

横浜には、「ゆずさんが大好きで、ゆずさんの地元ということでゆかりの地を巡ったり、中華街や赤レンガ倉庫、コスモワールドにも行きます。桜木町の観覧車も夜景がきれいで、昔から好きでよく遊びに来ています。」と話した。

大野さんとはこれまでに大河ドラマ「真田丸」、連続テレビ小説「なつぞら」で共演。「長い撮影期間なので、一度共演させていただくとファミリーのような感覚。今回久々にご一緒させていただきましたが、安心感があって心強いです。」と笑顔を見せた。

畠山の終焉の地と伝わる横浜。撮影前にゆかりの地を巡ることはあるか?と聞かれ、「歴史のお話をやらせていただくときはお墓参りに行って“自分がやらせていただきます”とご挨拶します。台本に“武蔵から鎌倉まで来た”というセリフが書いてあっても、当時どれだけ大変かは感じづらいと思うんです。なので、実際にその土地に行って距離感や空気を感じてスタジオに入ると、イメージしながら演じることができるので、そういう時間を大切にしています。放送が終わったタイミングでも改めてご挨拶できたらと思っています。」と語った。

自身の役の出演が決まった時のことを、「『真田丸』で初めて三谷幸喜さんの作品に出演させていただいたのですが、終わった時に、(自身が演じた)豊臣秀頼が良かったと言っていただきました。“またいつかご一緒できるように頑張ります”とお話ししていたのと、大河ドラマは自分にとって濃い経験をさせていただいた場所だったので、また立てること、そして小栗旬さんとご一緒できるということで、とてもうれしかったです。」と話した。

また演じるにあたり、「畠山は戦で常に先陣を任されていた人物だったので、刀だけでなく、鉈や弓といった武芸の稽古もしました。また、畠山は馬を背負ったという話があって、深谷にはその銅像があります。鵯越の場面で馬が怪我をしてしまい、畠山はいつも担いでもらっている馬に“今日ぐらいは俺がお前を担ぐよ”と言って怪我した馬を担いで崖を下りて行ったそうです。馬を戦の道具ではなく、愛情を持って接していたということで、乗り方ひとつにしても大切にしました。」と語った。

ここからは役にちなんだ関連ワードについてトークが繰り広げられた。まずは冒頭の挨拶でも出た“見栄え”というワードがあがり、「最初はフィーチャーされていなかったような。少し前のシーンで三浦善村さんに“お前は見栄えが良すぎるから表に出るな”と言われると畠山が“そうですか、やはり見栄えが”と。畠山は自覚しているんだと(笑)。言われすぎてさらっと流したほうがいいのではということになり、いつも言われているような芝居になりました。畠山は隙がない印象だったのですが、いじってもらえるようなシチュエーションが増えてきて、人間らしい一面が見えてうれしかったです。毎回放送が終わった後に感想を見ていますが、ここまで見栄えで反響があるとは思いませんでした。」と明かした。

さらに、「29回目あたりから髭を生やし始めたのですが、小栗さんや山本耕史さんにフレディ・マーキュリーと言われています(笑)。耕史がメイクルームでニヤニヤしながら“おつかれさマーキュリー”と言ってくるんです。髭をつけた初日には、お二人がフレディ・マーキュリーにしか見えないと言ってずっと笑っていました。最近『ボヘミアン・ラプソディ』を見ちゃいました。」と話すと大野さんに“どっちに寄せようとしているの?”とツッコミが。「最近では北条泰時や時房といった次の世代が出てきて、でも役者さんは僕よりも年齢が上の方なので、バランスを取れるように髭を生やしたいと言いました。」とエピソードを語った。

また、三谷作品について、「笑うところではないと思っていたシーンが、違う方向からとらえると一気に面白くなったり、重たくないと思っていたところがとても重厚感のあるシーンになったり、全く違うニュアンスになるので油断ならないというか、可能性が広がっていくので演じていて楽しいです。台本を読んでいて“こんなことあるわけないでしょう。三谷さんの脚色で膨らましているだろう”と思うところが調べると事実だったり、その逆もあります。バランスがすばらしてく、毎週連載を待っている気分で台本を読むのが楽しいです。」と絶賛した。

ここからは来場者から寄せられた質問に答えるコーナーへ。“三谷作品に再び出演するチャンスがあったら、どんな時代の誰を演じたい?”という質問に、「伊能忠敬さんに興味があります。あまり詳しくはないですが、日本の全貌がわからない頃に地図を作った人ということで、面白そうだなと思いました。」と答えた。

そして最後に、「久々に振り返ることもあって楽しかったです。たくさん愛していただいて畠山という役が育っていると思いますし、三谷さんもその反響を受けて台本を作られているところもたぶんあると思います。畠山のラストは大河史上なかったと思うようなシーンになると思うので、期待していてください。それも含めて『鎌倉殿の13人』を最後まで愛していただきたいです。本当にありがとうございました。」とメッセージを送った。

イベント後、マスコミ向けの取材会が行われ、「放送中にお客さんの前に立たせていただけて、すごく力になりますし、僕たちのトークをうなずきながら聞いてくださって細かいところまで見てくださっているんだなと感じました。温かくて愛を感じました。」とコメント。

畠山重忠について、「畠山を調べれば調べるほど、周りから信頼があって、支持されていた人物だったんだと感じます。800年以上経った今でもゆかりの地で大切にされ愛されている人物なので、演じていて畠山になる瞬間は緊張感がありますし、畠山を背負わせていただいている身として、普段の中川大志としての生活もどこか緊張感があります。錚々たる先輩方の中で戦わないといけないので、畠山という存在が自分を奮い立たせてくれた、たくさんの学びをいただいた人物です。
畠山は、人と関係を持つうえで見返りを求めず、人に対して向き合える人物だったのかなと。武士として自分がどうやって生きて、どうやって死んでいくかを考えていた人で、13人に入ることを断ったのはそこにあるのではないかと思っています。
自分が演じさせていただいているからこそ、改めて自分の故郷ではなく死んだ場所でこれだけ愛されている、語り継がれているということは納得できること。恥ずかしくないような最後をお届けできると思います。」と語った。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はNHK総合にて毎週日曜20:00~放送中。
ぜひお楽しみください!

★放送情報
NHK総合 毎週日曜20:00~(再放送:毎週土曜13:05~)
NHK BSプレミアム/BS4K 毎週日曜18:00~
  • share
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

pagetop

page top