白鳥晴都主演映画「ぜんぶ、ボクのせい」が8/11（木・祝）公開初日を迎え、新宿武蔵野館で行われた舞台挨拶に白鳥が登壇した。

同作は、自主制作映画で世界中の映画祭を席巻した駿才・松本優作監督のオリジナル脚本で満を持して挑む商業映画デビュー作。日本の社会のリアルを見つめながら、孤独を抱えた3人の絆、そして、一人の少年の成長を鮮烈に描き切る。

児童養護施設で母の迎えを待ちながら暮らす優太（白鳥晴都）。ある日、偶然母の居場所を知った優太は、会いたい一心で施設を抜け出した。しかし、そこにいたのは同居する男に依存し自堕落な生活を送っている母だった。絶望した優太は、当てもなく海辺を歩いていると、軽トラで暮らすホームレスの男・坂本（オダギリジョーさん）に出会う。何も聞かず自分を受け入れてくれる坂本。二人はわずかな金銭を稼ぎながら寝食をともにする。
裕福な家庭に育つも、家にも学校にも居場所がない少女・詩織（川島鈴遥さん）とも顔見知りになる。優太は、自分と同じ寂しさを抱えながらも心優しい詩織に惹かれていく。
しかしそんな穏やかな日々もある事件によって終わりを告げる―

白鳥は同作の主人公・松下優太を演じる。

上映後に行われた舞台挨拶にて白鳥は、「本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。松下優太役を演じました白鳥晴都です。今日は素晴らしい先輩方とこのような舞台に立たせていただき、嬉しく思います。短い時間ですがよろしくお願いします。」と挨拶。

エンディングテーマにもなっている『夢で逢えたら』のMV撮影が5月に行われ、松本監督の撮影のもと、川島さんと再共演を果たした白鳥は、「(映画の撮影から)約1年ぶりにご一緒させていただいたのですが、撮影前からすごく楽しみにしていました。いざ、現場に入ってみると、凄く落ち着くというか、安心できる場所に戻ってきた感じがしました。松本監督のお人柄のおかげもあり、アットホームな雰囲気で、川島さんもリードしてくれたのであっという間の撮影でした。」と撮影当時を振り返った。

優太の母親・梨花を演じる松本まりかさん、その梨花の男を演じる若葉竜也さんとの撮影について、松本監督から“話し合いながら時間をかけて撮影させていただいた”と話があがると白鳥は「松本さんと若葉さんの熱量が凄くて、ボクが持っているチカラ以上のお芝居が出来たのではないかと思います。」と明かした。

映画「ぜんぶ、ボクのせい」は、絶賛公開中！
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