STAGE
菊池ハル 舞台「リプシンカ~ヒールをはいた男!?たち~」東京公演開幕!
同作は、日本ならではの"ドラァグクイーン"をテーマにした物語を作りたいというきっかけから、大阪に実際にあるダイニングレストランからインスパイアされて制作した作品。2009年、大阪・京橋花月にて初演、好評を経て、2011年には新宿シアターサンモールで再演。そして、2022年6月、装いも新たに再々演が決定した。
ダイニングレストラン「リプシンカ」では、夜な夜な"ドラァグクイーン"によるショウが行われていた。オープン当初は物珍らしさもあり、連日連夜賑わっていたが、まもなく10周年を迎える現在、その人気にも陰りが見えたのか、お客の減りが激しい。不安に駆られたオーナーの鈴木(彦摩呂さん)は、10周年パーティーを機に話題作りに、あるアイデアを実行することに。
そのアイデアを聞き彼の右腕である"ドラァグクイーン"のドロシー(下村青さん)を始め、周りのクイーンは驚くが、店のためと渋々了承する。そのアイデアとは、"ドラァグクイーン"を一般公募し、10周年パーティーでリップシンクショウをすること。が、応募してきたのはリストラされたサラリーマン、中年女性、ベトナム人留学生といったひと癖もふた癖もある面々だった!
はたして、彼らは"ドラァグクイーン"としてショウに立つことができるのだろうか・・・。
菊池はトラン・ヴァン・ユイを演じる。
自身が演じる役について菊池は、「僕が演じるトラン・ヴァン・ユイは、出稼ぎにきたベトナム人。日本の文化に興味を持っていて、実は女ったらしでプレイボーイなところがあります。女ったらしなところに注目していただきたいです。」とコメント。
617/(金)~619(日)まで行われた大阪公演を振り返り、「短い稽古期間の中で皆さんとどこまで作り上げることができるか自分の中でプレッシャーがありました。本番を迎え、とても緊張はしましたが、みなさんと楽しんでいい舞台ができたと思いました。」と笑顔で話した。
これからご来場いただく方に向けて、「僕はこの作品を通じて“ドラァグクイーン”という存在を知りました。こういう文化もあるということをこの舞台で皆さんにお伝えできたらと思います。」と意気込みと共にメッセージを送った。
舞台「リプシンカ~ヒールをはいた男!?たち~」東京公演は、6/26(日)まで銀座 博品館劇場にて上演。
ぜひ劇場でご覧ください!