STAGE
廣瀬智紀 舞台「シェイクスピア物語〜真実の愛〜」〜SHAKESPEARE OF TRUE LOVE〜公開ゲネプロ!
同作は、「ロミオとジュリエット」が、何故、どうして、生まれたのか・・・。その誕生の秘話と共に、シェイクスピアの真実の愛を描いた物語。
ウィル・シェイクスピアは、芝居好きなエリザベス女王下のルネッサンス演劇が賑わうロンドンで、劇作家・俳優をしていた。野心あふれる彼は世の中を変える新しい芝居を作りたいと熱望していたが、最近では全く作品が思うように書けず不調の底にあった。その中で、ジュリエッタという一人の女性と出会う。その時、初めて真実の恋を知る。彼にはすでに妻がいて、ジュリエッタには許嫁がいた。それは許されない恋、秘密の禁断の愛となった。愛とは何か…その想いが嵩じて、喜劇を書くつもりが恋愛悲劇になっていき、やがて、それは自らの体験を基にした名作「ロミオとジュリエット」になった。当時の舞台は女性が演じることなど許されない時代であったが、ジュリエッタは無謀にも恋するウィルの作品に出演し、彼自身も舞台に上がった。だが、許嫁の嫉妬に狂う報復と法律の罰が、上演する舞台に迫る…
二人の「最後の哀しくも真実のファンタジックな愛」はどうなってしまうのか…。
廣瀬は、ウィルの良き先輩として人気劇作家、詩人であるクリストファー・マーロウと、アドミラル一座のスター俳優 のネッド・アレンの二役を演じる。
開幕を控え廣瀬は、「今回二役やらせていただくのですが、台本をいただいた時点ではどちらのキャラクターも僕自身とは似ていないと思って、(稽古で)演じていきながら共通点を探していきました。どちらの役も共通して芯の強い部分があったので、そこを突き詰めながら丁寧にどちらも演じられたらたと思っています。いまだに演じ分けられているかは定かではないのですが…。みんなで勝ち取った初日だと思うので、お客様を巻き込みながら全力で楽しめたらと思っています。」とコメント。
さらに、「今のご時世にリンクしている部分がこの作品にはあります。お客様自身もそうですし、ネッド・アレン、クリストファー・マーロウも舞台に携わる人間として命を燃やしているので、僕自身もキャラクターたちのように命を燃やして演じられたらと思っています。観に来てくださるお客様に希望、喜びを届けられるような作品にしたいです。」と意気込んだ。
舞台「シェイクスピア物語~真実の愛~」~SHAKESPEARE OF TRUE LOVE~は、4/24(日)までKAAT神奈川芸術劇場ホールにて、5/20(金)~5/22(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。
ぜひご劇場でご覧ください!