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松本花奈 監督作品・映画『明け方の若者たち』プレミア上映会舞台挨拶!

松本花奈監督映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会舞台挨拶が11/14(日)TOHOシネマズ日比谷で行われ、北村匠海、井上祐貴さん、カツセマサヒコさんと共に松本が登壇した。

同作は、Twitter での”妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコさんの大ヒットを記録した話題の青春恋愛小説「明け方の若者たち」の映画化。

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
東京・明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。
下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。
世界が<彼女>(黒島結菜)で満たされる一方で、社会人になった<僕>(北村匠海)は、〝こんなハズじゃなかった人生″に打ちのめされていく。
息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現実。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。
でも僕は最初からわかっていた。
いつか、この時間に終わりがくることを・・・。

上映前に行われた舞台挨拶にて松本は、「今日は観に来てくださってありがとうございます。カツセさんの素敵な原作を、北村さん、井上さん、黒島さんをはじめとした、たくさんのキャストの方々とこうして一本の映画にすることができて幸せに思っています。すごく緊張しているのですが、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。」と挨拶。

映画が完成した今の気持ちは?と問われ、「原作が発売されてすぐ小説を読んだのですが、そのときに主人公の感じている思いや発している言葉の一つ一つがとても刺さって、これを映像で観たいという気持ちがこみ上げてきました。原作で書かれている言葉が、必ずしも全部セリフとして書かれているのではなくて、<僕>の内面の心情などがセリフではなくト書きで表れていたので、それを映画にするときにどういう風にしたら良いのだろうと悩んだりもしました。小説で描かれている<僕>目線での<彼女>や<尚人>が、<僕>目線ではなくなったときに、どういった人物として描いていこうかなと考えていたので、小説と映画どちらも楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています。」と語った。

同作の主人公<僕>を演じた北村、<尚人>役の井上さんについて、「先ほど北村さんもおっしゃっていましたが、<僕>は自然体で演じていただきました。ですので、撮影をしながら“これはお芝居なんだろうか、本当なのだろうか。どっちなんだろう?”と分からなくなる瞬間がたくさんありました。井上さんは、この映画の直前にドラマでご一緒させていただいていたのですが、すごく細かいところも含めて、とても努力をされる方だなと思いました。歌ったりするシーンがあるのですが、たくさん練習してくださっていました。」と振り返った。

劇中では、主人公の<僕>が彼女に恋をした五年間を沼と表現したり、それをあとで考えたときにかけがえのない人生のマジックアワーだったと思い返していたが、自身の経験の中で、あの時期は沼だった、今考えたらマジックアワーだったなという経験はあるか?と問われ、「高校のときにダンス部だったのですが、先輩が怖すぎて(笑)、それがすごく嫌で、そのストレス発散として放課後によく一人カラオケに行っていたので、カラオケ沼だったかもしれないですね。」と明かした。

そして最後に、「今でしか撮れないものとか、そういったものがたくさんスクリーンに映っているんじゃないかと思っているので、それを感じてもらえたらすごく嬉しいです。今日観ていただいて、ここからまた何ヵ月なのか、何年か10年先なのか、またふとこの映画のことを思い出してまた観ていただけたら嬉しいなと思います。そのときの年齢や置かれている環境などで感じ方もきっと変わってくると思うので、いろいろな側面を楽しんで観てください。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

映画「明け方の若者たち」は、12/31(金)全国ロードショー。
ぜひご期待ください!

■公式サイト
http://akegata-movie.com/
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