STAGE
島田惇平 音楽劇「あらしのよるに」いよいよ開幕!
同作は、オオカミとヤギ、「食べる側」と「食べられる側」の二匹が育む秘密の友情。友だちの大切さ、相手を思いやる美しい心を描いた名作。歌や音楽、ダンスがたっぷりで、子どもから大人まで楽しめる舞台となっている。
オオカミを演じる島田は、『オオカミは日本では大神と呼ばれたり山の守り神として畏敬されたり、怖がられたりしています。同時に賢さを持ち、尊敬され、邪悪さ、荒々しさを持ち合わせる生き物です。「あらしのよるに」という子供から大人まで親しまれているこの作品には単なる感動だけではなく、生物としての根源的な部分であったり生きていく事の厳しさ、はたまた社会というものまで表現されており、それは動物の世界だけでなく私たち人間の世界にも共有して照らし合わせる事ができます。それが故に、年代や時を超えてこの作品が愛されているのだとつくづく考えさせられます。その世界の中の住人(住狼)として、狼という存在を追求してきました。』とコメント。
同作の見どころを問われると、『ヤギ、狼達の存在はもちろんのこと自然現象を身体表現で行います。演者達が自らの体を隅々まで使って行う表現世界は必見です。』と語った。
そして最後に、『みなさんの感覚をある種原始の時空にまでお連れし、劇場を出た後に「生きること」の美しさや厳しさ残酷さ、真っ直ぐな感情を考える機会になるような時空間旅行にお連れ致します。』とメッセージを送った。
音楽劇「あらしのよるに」は、8/28(土)・8/29(日)日生劇場にて上演。
ぜひお楽しみください。
(※日生劇場での公演では、出演者変更の関係でバリー役を務める。)