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森崎ウィン 映画「僕と彼女とラリーと」完成披露上映会!
本作は、2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン2021」の開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と、“故郷の仲間たち”との繋がりを移りゆく自然豊かな美しい四季折々オールロケで描き出す、心あたたまるヒューマンストーリーとなっている。
大学進学を機に上京し役者を目指す大河は、ある日突然、地元で暮らす幼馴染の美帆から父の急死を知らされる。父はラリーで数々の栄誉に輝いたメカニックで、今は豊田市の外れで「北村ワークス」を営んでいた。
しかし、大河は幼い頃死別した母を想い、家庭を顧みなかった父を今も許せておらず、釈然としない思いのまま久しぶりに故郷へ帰る…。
実家ではエリート銀行員の兄が、優秀なメカニックの父なしに経営存続は難しいと考え、「北村ワークス」を畳む決断をする。一方、大河は実家で兄と遺品整理する中で父の知らなかった過去に初めて触れる。さらにシングルマザーとして奮闘する美帆や、父が若き日にともにラリーをめざした親友・宮本武蔵、路頭に迷う従業員たちと向き合ううちに、父の残した本当の思いに気づき、自分自身と仲間たちの再起をかけてラリーにチャレンジしようと決意する。
しかし、素人の大河、頼りない仲間たちとの挑戦には、予想もしていなかった困難が待ち受けていた――。
森崎は、父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河を演じる。
レーシングスーツ姿で登場した森崎は「こんなご時世ですが、劇場まで足を運んでいただいて、本当にありがとうございます。なによりも、今日という日を迎えられてホッとしております。今日は短い時間ではありますが、最後まで楽しんでもらえたらと思います。(レーシングスーツは)約1年ぶりに着ました。このスーツを着ると、気合が入りますね」と笑顔で挨拶。
撮影を振り返って森崎は、「自然豊かな街と心温かな現地の方々に囲まれて、そして、塚本監督をはじめ、素敵なキャスト陣、スタッフ陣、人に恵まれて出来上がった作品だなと思っております。寒い時期だったので震えながら撮影しましたが、どうにかクランクアップし、今日を迎えられてホッとしています。」と語った。
周囲の反対を押し切ってラリーに挑戦する大河を演じた森崎。これまで周りの反対を押し切って挑んだことはあるか問われると「両親の心配や不安が大きく、芸能界に入ることを少し反対されていた部分もあるんです。それでも、この世界でやっていきたいという思いが強かったので、その時に反対を押し切って挑戦しました。」と明かした。
また、本作のタイトルにちなみ、日々の中で大切にしているものを「僕と〇〇と〇〇」という形で発表するコーナーでは、「僕と“ミャンマー”と“B767”と」と回答。ミャンマーは森崎の故郷で、「国どころか、県をまたぐことすら難しいこの状況ですが、B767とは、ボーイング767という飛行機の機体名です。ミャンマーに直行便を唯一出しているのがボーイング767で、いつかこれに乗って久しぶりにミャンマーに帰りたいな、という思いからこれにさせていただきました。」と話した。
イベント終盤には、8月20日に31歳の誕生日を迎えた森崎にバースデーサプライズが。レースのシャンパンファイトで使われるシャンパンと、劇中で使用されたものと同じデザインのヘルメットが贈られた。森崎は「すごい! ありがとうございます。とてもうれしいです。シャンパンは大きくて家の冷蔵庫に入らないです(笑)」と喜び、「こんなに日がたってもお祝いしていただけるというのが人生で初めてなので、本当に嬉しく思います!何事にも誠実に、真面目にコツコツとやっていくというのはもちろんのこと、僕を応援してくれている方々、お世話になった方々に恩返ししていく旅を、これからも続けられるように日々精進してまいります。これからも是非よろしくお願いします。」と今後の目標を伝える。
そして最後に、「最高の景色と、心温まるヒューマンドラマです。このご時世に劇場で映画が公開されるだけでも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。是非皆さんの休息のひとときを、この映画とともに過ごしていただけたらなと思います。」とメッセージを送った。
映画「僕と彼女とラリーと」は、2021年10月1日(金)全国公開予定。
ぜひご期待ください!
▼公式サイト
https://bokukano-rally.com/