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秋田汐梨 映画「星空のむこうの国」七夕直前完成披露試写会イベント!
同作は、1986年に小中和哉が22歳で監督した伝説のラブストーリー『星空のむこうの国』を35年の時を経てセルフリメイクで劇場公開。小林弘利による小説が1984年に集英社コバルト文庫より刊行されたが、小中から映画化を前提として執筆を依頼されたと明かしている。当時自主制作映画界で活躍していた小中の商業デビュー作。若手映像作家の助成を目的として池袋文芸坐が出資し公開にこぎつけた。出資元の池袋文芸坐をはじめ全国の映画館で公開されたが、長らくビデオが絶版、2002年のDVD化も限定的で絶版となってしまったため長らく鑑賞の機会が無く「幻の映画」として映画ファンの間では有名である。「SFマガジン」2017年10月号「オールタイム・ベストSF映画総解説」に選出されるなど、再評価の機運が高まっている。今回35年ぶりの映画化(セルフリメイク)で再び小中がメガホンをとり、青春ラブストーリーが復活を遂げる!
高校生の昭雄(鈴鹿央士)は2カ月間、同じ美少女が現れる夢を毎晩見ていた。ある日、現実の昭雄の目の前に、そのひとが突然現れる。彼女の名前は理沙(秋田)。理沙はある約束を果たすため、もうひとつの世界線に生きる昭雄のことを、ずっと呼び続けていた。理沙の純粋な想いが、星空の向こうの国から運命の人を呼び寄せたのだ。今宵は33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日。まっすぐに惹かれ合うふたりは、同じ星空を見て約束を果たすことができるのだろうか―?
上映前に行われた舞台挨拶にて秋田は、「昭雄くんを想う少女・理沙を演じた秋田汐梨です。コロナ禍の影響で予定していた時期に撮影が出来なかったこともあったので、こうして皆さんに完成した作品を観ていただけることを本当に嬉しく思います。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。
小中和哉監督と役作りについてどんな話をしたか?と聞かれ、「分からないことがあったときに、その都度監督に“これってどうなんですかね?”と聞くと、“秋田さんが思うままにどうぞ”という感じで言ってくださっていたので、自分で理沙について考えていきました。日常では起こりえないことが実際に起きたときに、どれくらいのリアクションを取るのか想像するのが難しくて大変でした。撮影をしながら、その時々で自分が感じた気持ちを大切に演じていきました。」と語った。
この日は、明後日7/7(水)に控えた七夕にちなんで、登壇者がフリップに書いた願い事を発表する一幕も。秋田は、「友達ができますように」と書いたフリップを披露し、「友達がいないとかそういった話ではなくて、今年の春から大学生になったのですが、オンライン授業で一日しか学校に行っていなくて、なかなか大学の友達ができないので書きました(笑)。」と明かした。
映画「星空のむこうの国」は、7/16(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国公開!
ぜひご期待ください!
(敬称略)