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板垣李光人 「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」開会式登壇

英国が誇るテートのコレクションから「光」をテーマにした名品約120点が集結する「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」開幕に先立ち、本展アンバサダーを務める俳優・板垣李光人が開会式に登場した。

会場では、本人が楽しみだと語っていたヴィルヘルム・ハマスホイの作品をはじめ、ウィリアム・ブレイクやターナー、コンスタブルから、モネなどの印象派、そしてジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン、草間彌生ら現代アーティストまでの作品を鑑賞。
自身が担当した音声ガイドとともに、光とアートをめぐる200年の軌跡を体感する展示を楽しんだ。

鑑賞後、板垣は「普段、絵画や美術にあまり興味がない人も楽しみやすい展覧会です。
心惹かれる作品が絶対にあります。いろいろなテートの光をぜひ感じてほしいです」とコメントした。


【板垣李光人コメント全文】
Q プライベートでも美術館にはよく来るのですか?
A はい。美術館のカフェでお茶をしながら余韻に浸るのがいつものコースです。カフェでケーキをよく食べます。

Q テート美術館展のアンバサダーに就任しました。ご感想は。
A アートが好きだし、いつも訪れる場所なのでとてもうれしいです。音声ガイドも担当させて頂きます。
 美術館で自分の声が流れて、写真も飾られるのが本当にうれしいです。

Q 本展覧会のテーマは「光」です。
A 名前の李光人(りひと)はドイツ語で「光」を意味します。だからこそアンバサダーのお話をいただけて、両親に感謝しています。

Q 音声ガイドをされた感想はいかがですか。
A よく美術館には来るので、なんとなくですが、話すテンポや、どうすれば聞きやすいかなどはある程度わかっているつもりでした。
 収録は割とスムーズにできました。作品を観ている方に僕の声をお届けできるのはとても光栄です。

Q 展覧会をご覧になった感想は。
A 油絵や現代美術のインスタレーション(空間芸術作品)など、すごく幅広い時代を対象とした展覧会です。いろいろな人に楽しんでもらえると思います。

Q お気に入りの作品はありましたか?
A 絵画は事前に見ていましたが、インスタレーションについては実際に会場に来てみて、初めてわかることが多かったです。
 たとえばジェームズ・タレルの《レイマー、ブルー》は青い光が白の空間にある作品です。
 それと、海に太陽光が降り注ぐ《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》は作者のジョン・ブレットが実際に航海して描きました。
 海の美しさだけではなく、厳しさや恐ろしさ、力強さを分かった上で描いていて、すごく印象的です。波や光の反射などのディテールも印象に残りました。

Q 板垣さんなりの美術館の楽しみ方はありますか?
A 100年前に描いた人が感じたことや、におい、感覚が表現されているのが絵画です。
 その時代を感じる、タイムスリップするような感覚を味わえるのが美術だと思います。
 また、美術館に一緒に来た人の好みの作品などがわかるので、人間観察も好きですね。

Q 板垣さんはどのような絵画を描いていますか?
A パソコンを使ってデジタルで描くことが多いです。NFTなどで世に出しています。最近は油絵など少しアナログな分野にも手を出しつつあります。

Q 休日はどうお過ごしですか?
A 美術の企画展があれば行きますね。そこで、気になる展覧会のフライヤーを見つけると覚えておくようにしています。
 海や山などの自然にはあまり行かずに、買い物か映画館、美術館によく出かけます。

Q この夏にやりたいことはありますか?
A 英語の勉強がしたいです。この前フランスのパリに行きましたが、自分の語学の力量を知り、もっときちんと勉強したいと思いました。

Q テート美術館展にこれから来る人にメッセージを。
A 絵画だけなく、さまざまなジャンルの作品があります。普段、絵画や美術に興味がない人や、美術館に来ない人も楽しみやすい展覧会だと思います。
 自分の中でビビッとくる、心惹かれる作品が絶対にあります。いろいろなテートの光をぜひ感じてほしいです。


【展覧会名】テート美術館展 光 ̶ ターナー、印象派から現代へ
【会期】2023 年 7 ⽉ 12 ⽇(⽔) 〜 10 ⽉ 2 ⽇(⽉)
【展覧会ホームページ】https://tate2023.exhn.jp/

■巡回情報
【会期】2023 年 10 ⽉ 26 ⽇(⽊) 〜 2024 年 1 ⽉ 14 ⽇(⽇)
【会場】⼤阪中之島美術館

■テート美術館とは
TATE(テート)は、英国政府が所有する美術コレクションを収蔵・管理する組織で、ロンドンのテート・ブリテン、テート・モダンと、テート・リバプール、テート・セント・アイヴスの 4 つの国⽴美術館を運営しています。
砂糖の精製で財を成したヘンリー・テート卿(1819-99 年)が、⾃⾝のコレクションをナショナル・ギャラリーに寄贈しようとしたことが発端となり、1987 年にロンドン南部・ミルバンク地区のテムズ河畔にナショナル・ギャラリーの分館として開館、のちに独⾃組織テート・ギャラリーとなりました。2000 年にテート・モダンが開館したことを機に、テート・ギャラリーおよびその分館は、テートの名を冠する 4 つの国⽴美術館の連合体である「テート」へと改組されました。7万 7 千点を超えるコレクションを有しています。
テート・ギャラリーの本館であったミルバンク地区のテート・ブリテンは、16 世紀から現代までの英国美術を中⼼に所蔵。
ロンドンのサウスバンク地区に位置するテート・モダンは近現代美術を展⽰しています。
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