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夏帆 Huluオリジナル「息をひそめて」配信直前完成披露試写会!
同作は、⼀年前の春、2020 年コロナ禍となった多摩川沿いの町で暮らす人々の、些細で尊い人生に光を当てた全8話のオムニバスドラマ。国内外で多数の賞を受賞してきた中川龍太郎さんが監督・脚本を手掛けたオリジナルストーリーだ。
各エピソードは、主人公がつぶやく印象的なモノローグで展開される。多摩川のそばで暮らす人たちの人生に光を当てる8つの小さな物語は、明日へのかすかな希望と温もりを映し出す。
夏帆は、第1話・第8話に出演。食堂「ますだや」店主・増田妃登美を演じる。生真面目な性格が裏目に出て、外資系コンサルティング会社での過酷な業務によりパニック障害を発症し、29歳で退職。数ヶ月後、姉と一緒に2年前に亡くなった祖父が遺した古い食堂「ますだや」を訪れ、自分が継ぐことを決意するという役どころだ。
上映前の舞台挨拶に登壇した夏帆は、撮影時の思い出を聞かれ、「今回中川さんと初めてご一緒させていただいて、以前からご一緒してみたいと思っていた方だったので嬉しかったです。撮影期間が3日間という少ない日数で、中川組がどういう雰囲気なのかを探るのに必死というか、短い時間でいかに食堂であったり景色に馴染めるのかというのをずっと考えているうちに現場が終わってしまって、すごくもどかしい思いをしました。中川さんはお芝居の作り方とかシーンの作り方が自分の経験してきた監督とはちょっと違って、でもそれがすごく刺激的で、もうちょっとこの現場にいたかったなと思いました。」とコメント。
また、出来上がった同作を観て「多摩川ってこんなに美しい場所だったんだなというのに気が付きました。あまりにも自分の日常に馴染み過ぎていて、多摩川という場所をあまり意識したことがなかったのですが、映像を通してこんなに美しい場所だったんだなと。自分の日常でも当たり前のように見過ごしていたものだったり、時間にこそ美しいものがあるということに気付きました。」と語った。
コロナ禍を題材とした同作にちなんで、この1年を通して感じたことや心境の変化を問われると、「撮影現場に行くと今まで当たり前だと思っていたことが通用しなくなったり、新たなルールができたり、撮影時以外はマスクとフェイスシールドをしたり、お茶場という撮影現場に必ずあるお菓子やコーヒーが置いてあるちょっとしたスペースが全部無くなってしまったり。それをあるものとして当たり前のように思っていたけど、無いとこんなに寂しいんだなと感じました。ただ、色々な変化があった中で、大切にしたいものやこの先ずっと大事にしていきたいものがより明確になった1年でした。」と振り返った。
続いて、この1年で1番幸せだったことは?という質問には、「昨年は自粛期間で撮影現場にいない時間が多くて、こんな事を言うと仕事人間みたいで嫌なんですけど、久しぶりに撮影現場に行った時に、やっぱり現場って楽しいなって思ってすごく幸せを感じました。こうやってお芝居をできるということが幸せだなと感じた自分も意外でしたし、大きな発見でした。」と話した。
Huluオリジナル「息をひそめて」は、4/23(金)独占配信スタート!
ぜひご覧ください。