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仲野太賀 映画「あの頃。」公開記念舞台挨拶!

仲野太賀出演映画「あの頃。」の公開記念舞台挨拶が、2/20(土)TOHOシネマズ六本木で行われた。

原作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人さんによるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)。
振り返ってみれば「どうかしていた」としか思えないほどバカバカしくて笑えるのに、ちょっぴり切ない、誰もが経験した「あの頃」の記憶を描き上げる。

仲野は、「恋愛研究会。」というバンドを結成し、 トークイベントやの啓蒙活動という名目でモーニング娘。の曲を熱唱するなど強烈なキャラクターの1人・コズミンを演じる。

上映前の舞台挨拶に登壇した仲野は、「こういうご時世の中、足を運んでくださってありがとうございます。ライブビューイングをご覧の皆さんもこんにちは。こんな時期に無事この映画が公開されることを幸せに思っています。今日は最後までどうかお付き合いください。よろしくお願い致します。」と挨拶。

無事公開を迎えて、「本当に嬉しく思います。去年の今頃に撮影していて、この個性豊かなメンバーで他愛もない話をして、わちゃわちゃして、穏やかな時間を過ごしていたんですけど、それがこうやって大きなスクリーンで、全国160館で公開されるということで、どう受け止めていただけるのか、内心ドキドキしています。あと、今回の作品は実際のモデルの方々がいるので、そういう人たちがどういう風に受け取ってくれるのかも楽しみです。」と語った。

現場のチームワークについて話題が挙がり、一体感を出すために心掛けたことを聞かれると、「心掛けたことは特にないです。僕がこんな事を言うのもあれですが、とても協調性のあるメンバーが揃って(笑)、1つのテーマとかを設けずとも色々な話で広がって盛り上がって同じ時間を過ごすというのが良かったです。」と話した。

映画「あの頃。」は、全国公開中!
ぜひご覧ください。


【STORY】
バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。
すぐさま家を飛び出し向かったCDショップで、ハロー!プロジェクトに彩られたコーナーを劔が物色していると、店員のナカウチが声を掛けてきた。ナカウチに手渡されたイベント告知のチラシが、劔の人生を大きく変えていく――。

ライブホール「白鯨」で行われているイベントに参加した劔。そこでハロプロの魅力やそれぞれの推しメンを語っていたのは、プライドが高くてひねくれ者のコズミン、石川梨華推しでリーダー格のロビ、痛車や自分でヲタグッズを制作する西野、ハロプロ全般を推しているイトウ、そして、CDショップ店員で劔に声を掛けてくれたナカウチら個性豊かな「ハロプロあべの支部」の面々たち。劔がイベントチラシのお礼をナカウチに伝えていると、「お兄さん、あやや推しちゃう?」とロビが声を掛けてくる。その場の流れでイベントの打ち上げに参加することになった劔は、ハロプロを愛してやまない彼らとの親睦を深め、仲間に加わることに――。
夜な夜なイトウの部屋に集まっては、ライブDVDを鑑賞したり、自分たちの推しについて語り合ったり、ハロプロの啓蒙活動という名目で大学の学園祭に参加するなど、ハロプロに全てを捧げていく。西野の知り合いで、藤本美貴推しのアールも加わり、劔たちはノリで“恋愛研究会。”というバンドを組む。「白鯨」でのトークイベントで、全員お揃いのキャップとT シャツ姿でモーニング娘。の「恋ING」を大熱唱。彼らは遅れてきた青春の日々を謳歌していた。
ハロプロ愛に溢れたメンバーとのくだらなくも愛おしい時間がずっと続くと思っていたが、それぞれの人生の中で少しずつハロプロとおなじくらい大切なものを見つけていく。そして、別々の人生を歩みはじめ、次第に離ればなれに――。
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