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仲野太賀 映画「すばらしき世界」公開記念トークイベント!

仲野太賀出演映画「すばらしき世界」公開記念トークイベントが、2/5(金)代官山蔦屋書店で行われ、西川美和監督とともに仲野が登壇した。

同作は、『ディア・ドクター』『永い言い訳』などを手掛けた西川美和監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説(直木賞作家・佐木隆三のノンフィクション小説「身分帳」)をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ問題作。すでに本年度第56回シカゴ国際映画祭にて【観客賞】【最優秀演技賞(役所広司さん)】2冠の快挙を達成するなど、国内外から高評価を受けている。
主人公・三上正夫の数奇な人生を通して、人間の愛おしさや痛々しさ、社会の光と影をあぶり出す。

仲野は、TV番組のネタにしようと刑務者から出所した三上に近づくTVディレクター・津乃田龍太郎を演じる。

イベントに登壇した仲野は、「今日はお忙しい中、こうしてお集りいただきまして、本当にありがとうございます。最後まで楽しんでいただけるよう、しっかり話していきますので、よろしくお願いします。」と挨拶。

本作のオファーをいただいた心境について、「マネージャーさんから、西川監督で、役所広司さんが主演で、この役で、脚本はこれです、と。まだ決まってはいないけど、オーディションではないですが、一回お会いしましょうというオファーで、そのときは信じられない気持ちでした。中学生の頃、映画『ゆれる』を観て、本当に衝撃を受けて、それまで日本映画は観ていましたけど“日本映画ってこんなに面白いんだ”という発見があって、そこから西川さんの作品は観ていました。しかも(映画製作は)4、5年に1本とかだったりするじゃないですか。一度西川さんが作ったドラマに少しだけ出させてもらうことがあって、そのときも“どんな役でもいいので出させてください”と事務所のマネージャーに言って役をいただいたという経緯だったので、それ以来の西川組の一員になれるかもしれないというワクワクと、これまでの役者人生を試されるのではないかという武者震いがありました。」と明かした。

津乃田の役作りについて、「(外見について)西川さんがイメージを伝えてくださったんですけど、面白かったのが、衣装合わせの日に、そのビルでたまたま山下敦弘監督にお会いして、そのまま衣装合わせに入ったんです。“この服着てください、この帽子被ってください、この眼鏡付けてみようか”と、そうしたらどんどん山下さんの風貌にそっくりになっていて、西川さんが“実は山下さんを少しイメージしています”ということがありました(笑)。」とコメント。続けて「西川さんから、津乃田は俗っぽくあってほしいということ、三上さんとの距離感を意識するということを話しました。最初は、三上という刑務所から帰ってきた犯罪者に対して取材者が寄り添っていくという距離感から、少しずつやりとりをしていくうちに、その関係が友だちみたいになったり、父と子のようになったり、関係が転がっていくという感じを大切にしました。」と語った。

映画「すばらしき世界」は、2/11(木・祝)全国公開!
ぜひご期待ください。

【ストーリー】
下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司さん)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみさん)がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。
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