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夏帆 連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」第2夜に出演!

夏帆が1/31(日)、ユーロスペースほか全国18館の劇場で開催中の連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」の第2夜に山下敦弘監督と共に出演した。

同イベントは、“ミニシアター”という呼称で親しまれ、1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉を彩った傑作を、東京・ユーロスペースなど全国18の映画館で7夜連続日替わりで上映。さらに、2000年以降にデビューした気鋭の映画作家が講師として登壇し、各作品の魅力を解説、作品から受けた影響なども語られる。

夏帆が出演した第2夜では、ヴィターリー・カネフスキー監督が54歳のときに撮ったデビュー作にして伝説的傑作『動くな、死ね、甦れ!』を上映。その後、山下監督とのトークセッションが行われた。

この日上映された『動くな、死ね、甦れ!』について夏帆は、「私はDVDでしか観たことがなくて、今日は仕事で観られなかったんですが、劇場で観てみたいなとすごく思います。全然違うんだろうなと。宝石店で、ワレルカの顔に血がつく場面、あのときのアップが印象に残っています。大人びてみえますよね。」とコメント。

さらに、「初めて観たとき、こういう映画に触れてきてなかったのもあって、すごく驚きました。映画に多様性を感じました。ドキュメンタリーなのかフィクションなのか曖昧で。監督の視点を感じるものも初めてだったんだと思います。」と感想を語った。

山下監督との出会いは、映画『天然コケッコー』。くらもちふさこさんの同名漫画を原作として2007年に公開された作品で、山下監督がメガホンをとり、夏帆は主人公・右田そよを演じた。当時のことについて夏帆は、「当時はフィルム撮影だったのでロールチェンジが、すごく怖いんですよ。冷や汗をかいてました。当時の山下さんは29歳、いま私も29で、あのときの山下さんの年齢になって、いまの年齢で15歳の女の子に演出するってすごいなって思います。」と話した。

その後、観客からの質問コーナーとなり、“初めてのアートハウス体験、または印象に残っている映画体験について教えてください”という質問に夏帆は、「初めては覚えていないんですけど、『ポンヌフの恋人』を今はない吉祥寺のバウスシアターに観に行ったことがあって。DVDと劇場で観るのが全然違うんだなと実感しました。それからはなるべく映画館で観ようと思いました。初めて見たのが家のテレビだと悔しくなる。集中力がもたないっていうのもあるんですけど。映画館って半強制的というか、ずっと観ていたいと思う空間なので。」と回答した。

そして最後にこれからのアートハウスについて、「仕事を始めたのが12歳で、それまでは映画に触れてきませんでした。仕事を始めてから観るようになって、10代のころから、ミニシアターや単館系の映画にずっとあこがれがありました。いまはコロナ禍で、ミニシアターもなかなか厳しいと思いますが、映画を作っても、かけてくれる映画館がなければ観ていただくことができません。なので、なんとか多くの人に、いろんな作品をもっと観ていただきたいなと思っています。」と思いを語った。
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