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市原隼人 映画「ヤクザと家族 The Family」完成報告生配信トークイベント!

市原隼人出演映画「ヤクザと家族 The Family」の完成報告&公開収録トークイベントが1/11(月)都内で行われ、監督・キャストと共に市原が出演した。

同作は、1999年、2005年、2019年と変わりゆく3つの時代に、ヤクザとして生きるしかなかった男と、彼を取り巻く人々を、抗争ではなく家族という視点から描いたヒューマンストーリー。

1999年、父親を覚せい剤で失い、その日暮しの生活を送っている時に、柴咲組組長の危機を救った男・山本賢治(綾野剛さん)。自暴自棄になっていた自分に手を差し伸べてくれた柴崎博(舘ひろしさん)に心の救いを得て、二人は父子の契りを結ぶ。
2005年、短気な面もあるが一本気さのある山本は、ヤクザの世界で男をあげていく。激化する因縁の相手・侠葉会との争い、自分と同じような境遇で育った女性との出会い、大切な家族である仲間を失ってしまうなど、人生を大きく揺り動かす激動の瞬間に愚直なまでに向き合って生きる山本、そして彼は自分の【家族・ファミリー】を守るために、ある決断をするー。
2019年、14年もの年月を犠牲にした山本が出所後目の当たりにしたのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなく、存続していくのもギリギリな状態に一変していた柴咲組の姿。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件がー。

市原は、柴咲組の組員で、少年期から山本とつるんでいた悪友の一人、共にヤクザの世界へ足を踏み入れる細野竜太を演じる。

イベントにて、「本当に素敵な作品と巡り合い、身を削り全ての感情を絞り出して完成させました。」と語った市原。同作を一言で表すとしたらという質問に“時代”と答え、「登場人物たちが時代を自分のものにしようと奮闘するのですが、結局は時代に創られてしまう様がなんとも言えない作品です。現状の僕たちも同じで、昔は近所付き合いや仕事は、密になる事で相手を知り、称え、支えながら守ってきたものが、今は距離を取り離れる事で相手を称え、支え守っていく時代となりました。それがすごく悔しいですし、寂しくて悲しいです。ですが、未来には必ず楽しいことがあると信じ、そうするべく役者として作品と向き合い奮闘しようと改めて感じました。違う作品になってしまうのですが、最近、映画化が決定した作品の中の好きな台詞で“諦めたら試合終了”という言葉があります。本当にそうだと思っています、諦めません。映画というエンターテイメントが、根源にあるお客様に楽しんでいただくという意味を覆されない事をいつまでも願い、奮闘いたします。
そして本日は成人の日です。本当におめでとうございます。日本の未来を担う方々に、差別なく、より多くの選択肢と希望があことを心から願っております。」と話した。

撮影を振り返り、「制作部も技術スタッフも俳優陣も映画好きが集まり、挑戦できる作品でした。芝居とかそういうことではなく、そこに居ること、映像の中で生きることが許されることが幸せなんだと改めて感じさせていただきました。
クランクインの最初のシーンが拉致されるシーンだったんです。このような組ですから、僕は元々やったふりのアクションが好きじゃなくて、笑わせんじゃねえよと(笑)。フルで当ててくださいと言って、実際に行ったのですが、結果的にそのシーンが半日続いて、口が腫れ、息が止まりセリフが出なくなって…最高に楽しい撮影でした(笑)。そうじゃないと(映画を観る)お客様に楽しんでもらえませんから」と話すと綾野さんが“その場に僕もいて、そもそも最初に蹴られるのが僕(笑)。だから僕もフルで蹴られた”と明かした。それを受けて市原は、「綾野剛も乗ってきたと。(綾野さんが)大好きなんです。役者冥利を感じたというか、ずっとやっていれば作品愛があって、いろいろな人に愛を渡せる人に出逢えるんだと思いました。」と笑顔を見せると、綾野さんも“俺も隼人に出逢えて幸せだよ”と話した。

また、撮影を通して“家族”を感じたことは?という質問に、「カメラが回っていないところでも何度も涙を流しました。何がとかではなく、作品も皆さんも全てが本当に好きなんです。それだけです。」と答えた。

映画「ヤクザと家族 The Family」は、1/29(金)公開。
ぜひご期待ください!
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