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椎名桔平 舞台版「オリエント急行殺人事件」開幕直前取材!

椎名桔平主演、舞台版「オリエント急行殺人事件」の開幕直前取材が12/7(月)Bunkamuraシアターコクーンで行われ、椎名が出席した。

「オリエント急行殺人事件」は1934年英国での出版以降、名探偵ポアロが軽妙に事件を解決する様が世界中の人々を魅了し、長岐に渡りドラマ化、映画化されてきた作品。
2019年、満を持して日本初演の幕を開けた同作は、巧みに構成された心理会話劇とコメディを、演劇界の奇才・河原雅彦氏によって演出され好評を博し、2020年12月、キャストを新たに待望の上演を果たす。

シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。
列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きたー乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが鍵のかかった寝室で殺されたのだ。
鉄道会社から捜査を頼まれたポアロは聞き込みを開始するが、乗客全員からは完璧なアリバイがー。
ポアロはこの謎を解けるのか。そこには、思いもしない結末が待っていた…

椎名は、同作の主人公で名探偵、エルキュール・ポアロを演じる。

会見では「無事に明日幕を開けることにたどり着きました。1ヶ月半くらいの稽古を通して、まずは演出の河原さんに感謝したいと思います。とても分かりやすい細かな演出を届けてくださいました。共演者の皆さんと1つになって、この作品を作り上げてきたと実感しています。明日から幕は開くのですが、『鬼滅の刃』無限列車編で例えますと“全集中”です。抜けるところがない舞台。膨大なセリフ量と戦っていますが、多くのキャストが同じ舞台上にいる時間が長くて、ちょっとずれたほうが観やすいとか、そういった細かい演出をしていただき、皆さん数センチ単位で把握して動くという稽古をやってきました。皆さん真面目な方々で、この1ヶ月半、情熱をもって稽古をしましたので、お客様にきっと満足いただけるのではないかと思っています。」とコメント。

同作で初タッグとなる河原さんの演出について、「一言で言いますと素晴らしいです。おっしゃることがとても理にかなっているし、これだけの人数をそれぞれのキャラクターにまとめるということもすごいと思います。日本の演劇界を背負って立つ方になるのではないかと思います。」と絶賛した。

また、共演者については、「舞台というのは映像と違って長い時間を重ねていく稽古がありますので、人柄などがなんとなく見えてくることがあるのですが、皆さん本当に素敵で、膨大なセリフに追われている頼りない私を見ながらも視線が柔らかくて優しいんです。厳しい稽古ではありますが、時に楽しく良いバランスの取れたカンパニーだと実感しています。」と話した。

そして最後に、「スタッフの皆さんがとても気を遣ってくれて、稽古場の衛生面での管理をしてくださいました。我々も少し移動するだけでもフェイスシールドやマスク、手洗いうがいといったことを徹底してやってきました。陽性の方が増えているというニュースを耳にして、“できるのかな、本当に幕が開くのかな”といった心配もどこか持ちながら、明日を迎えることを信じて稽古をしてきたわけです。明日ここにお客様がいらっしゃってくれて、我々の「オリエント急行殺人事件」を観ていただけることに対してとてもワクワクしています。劇場の衛生面もしっかりやっていただいていますので、安心して渋谷のシアターコクーンに来ていただければと思います。コロナの時期でネガティブな気持ちになっている方に勇気とか元気、そしてポジティブな気持ちに変えさせるくらいのパワーが僕たちの芝居にあると実感していますので、お楽しみにしていただきたいと思います。ありがとうございます。」とメッセージを送った。

雪に閉ざされた豪華列車で起こる密室殺人。容疑者は全乗客。遺された傷が指し示す、たった一つの「真実とは」―

舞台版「オリエント急行殺人事件」は、12/8(火)~12/27(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。
ぜひ劇場でお楽しみください!
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