森川葵声優出演、映画「魔女見習いをさがして」大ヒット御礼舞台挨拶が11/25（水）新宿バルト9にて行われ、森川が登壇した。

1999年より朝日放送・テレビ朝日系列で4年間放送された「おジャ魔女どれみ」シリーズ。最高視聴率は13.9％（「も～っと！おジャ魔女どれみ」）、世代別では女児の9割が視聴していたほど圧倒的な人気を誇った。
TVアニメ放送開始から20周年を記念して公開される同作は、大人のための新たな“魔法”の物語が描かれ、“笑える”“泣ける”そして“一歩前に進む力をくれる”シリーズの魅力をそのままに、大人になった今だからこそ気づく、“魔女見習いたちが伝えてきた大切なこと”をまっすぐに語りかけてくれる作品となっている。

「ねえ、大きくなったら何になりたい？」教員志望でありながらも、自信をなくして進路に戸惑う大学生・長瀬ソラ。望んだ仕事についたものの、職場になじめず葛藤する帰国子女の会社員・吉月ミレ。夢に向けて進学費用を貯めるも、ダメ彼氏に振り回されるフリーター・川谷レイカ。年齢も性格も住んでいる場所も、なにもかもが違う三人。しかも、それぞれ思いを描く未来が見えず、人生に絶賛迷い中！そんな彼女たちを引き合わせたのは“おジャ魔女どれみ”！？かつて魔女見習いたちが集っていたMAHO堂―鎌倉にある洋館での運命的な出会いをきっかけに、三人は飛騨高山・京都・奈良と「おジャ魔女どれみ」ゆかりの地を巡る旅へ！笑って泣いて支え合って、掛け替えのない時間を過ごした三人は改めて気づく、いつもどれみたちがそばにいてくれたことに。そして魔女見習いたちに背中を押され、踏み出した先に、素敵な世界が広がっていた。

森川は、周りの意見に流されがちで、自分を表現することが得意ではない気弱な愛知県出身の大学4年生・長瀬ソラを演じている。

上映後に行われた舞台挨拶に登壇した森川は、「大ヒットということで、こうして舞台挨拶をできることが本当に嬉しいです。短い時間ですが、よろしくお願いします。」と挨拶。

周りの反響を聞かれると、「身近な人から観たよと言われることが多くて、つい最近も男性の照明さんから観たよって言われたり『おジャ魔女どれみ知ってるんですか！？』っていう方が言ってくれるので、おジャ魔女どれみって性別とか関係なく観てるんだなと思いました。照明部さんなので準備しなきゃいけないのに、引き留めてすごく喋りかけてしまいました。」と笑顔で話した。

「おジャ魔女どれみ」を知らない人にこの作品を薦めるならどういったところをPRするかという質問には、「いろいろなことに対して背中を押してくれる作品になっていると思っています。人生つまづくこともあると思うのですが、そういうときのちょっとしたアドバイスやいろいろな解決策を教えてくれる映画になっていて、人生のヒントがいっぱい詰まっています。」と語った。

また、自身の好きなシーンについては、「レイカちゃんがお父さんと再会した時に自分が子供だった頃の父との別れを思い出すシーンは、グッときちゃって感情移入してしまいました。考えていないのに（涙が）ポロポロっとくるシーンです。」と明かした。

「おジャ魔女どれみ」のキャラクターたちに言葉が伝えられるならどんなこと伝えたいか問われると、「私のファッションセンスはあなたたちのおかげです。変わった形のものとか、ポップなものとか好きなのですが、おジャ魔女どれみの変身後のスカートとかカラーに影響を受けていると思います。今見てもおジャ魔女どれみの服装にはときめきますし、良いなぁ、着たいなぁと思います。」と感謝の言葉を送った。

イベント中には、「おジャ魔女どれみ」シリーズの 総作画監督・キャラクターデザインを務める馬越嘉彦さんが書き下ろした色紙がプレゼントされるサプライズも。色紙を受け取った森川は、「何て言ったらいいのか分からないです。」と感無量の様子。この日登壇した百田夏菜子から嬉しさを表すとどのくらいか聞かれると、「このまま宇宙に飛べるぐらい嬉しいです。」と喜びを噛みしめていた。

最後に、「未だに夢を見ているような気持ちです。すごく幸せな時代になったなと思っていて、その理由は、私は昔からアニメが好きだったのですが、そのことを言いにくい時代もあって、こうやって素晴らしいアニメーション作品がたくさん公開されていて、オープンにアニメって良いよねって言い合える時代になったのが本当に素敵な時代になったなと思います。そんなときに、こんなに大きなアニメーション作品に携わらせていただいたのは、アニメ好きとしては感無量ですし光栄です。もっといろいろな人が『アニメだしなぁ』とか、『男性1人で観に行くのはちょっとなぁ』とか、そういった感情を抱かないようになっていったらいいなと思いますし、そういうきっかけになる作品だと思うので、すでにたくさんの方に観ていただいていますが、更に広がっていったらという気持ちでいっぱいです。まだまだ公開は続きますので、ぜひ皆さんのお力を貸していただいて、さらに広まったらいいなと思います。今日はありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

映画「魔女見習いをさがして」は、絶賛公開中！
ぜひ劇場でご覧ください！