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三木孝浩 監督作品・映画『きみの瞳(め)が問いかけている』公開記念舞台挨拶!
同作は、不慮の事故で、視力と家族を失った女と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた男、光を失って生きてきた二人が織りなす運命のラブストーリーで、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』などを監督した三木孝浩による最新作。
目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子さん)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った2人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした――かに見えた。
ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたと言う明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた――。
この日の舞台挨拶の模様は、全国225スクリーンで生中継され、三木は、「会場にお越しの皆さん、全国で中継を観てくださっている皆さん、ありがとうございます。舞台挨拶は何度もやっていますが、今年に限っては試写会も出来ませんでしたし、先行上映でも席の間隔を1席空けてやっていたので、やっと満席を見られたことがこんなに感動するんだと思って。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。
公開を迎え、周りの反響を聞かれると、「感情のジェットコースターじゃないですけど展開が早くて、でも2人の純愛を楽しみつつ、いろんな運命に翻弄される2人の姿を応援しながら観られると楽しんでいただけているみたいです。」と明かした。
撮影現場での吉高さん、横浜の様子については、「この2人のキャスティングが成功したと思うのが、オリジナル版は韓国映画ではあるんですけど、日本版では男性を年下にしたんですね。それは、もちろん流星くんの魅力という部分もあるんですけど、守ってあげたくなる感、雨に濡れた子犬理論じゃないですけど(笑)。いつもだと誰が見てもかっこいいという姿を演じていることが多いですが、わざと汚してみたり、特徴的な目のお芝居も最初は(髪で)見えなくして、その姿が逆に母性本能をくすぐるんじゃないかなと思いながら撮影しました。また、吉高さんがすごいなと思うのは、今回視覚障がい者の方に取材をして、仕草や動きを教えていただいたんですけど、ただ動きを真似するというよりは、心持ちの部分というか。取材させていただいた方もすごく明るい方なんですけど、明るさの影に耐えてきた部分を感じたからこそ、ある涙するシーンで、その気持ちのリアリティがあって、動きや表面だけ真似しても出てこない部分があったんじゃないかなと。そこをぜひご覧いただきたいと思います。」と語った。
最後に、「キャスト、スタッフともに、愛情を込めて作った作品です。今日観ていただいた方が良かったと思ったら、周りの皆さんにお伝えいただいて、もっともっとこの作品を好きになっていただく方が増えてもらえたら嬉しいです。本当に今日はありがとうございました。」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画『きみの瞳(め)が問いかけている』は、絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください!
■公式サイト
https://gaga.ne.jp/kiminome/