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小松菜奈 映画「糸」47都道府県オンラインミーティングに出演!

小松菜奈W主演映画「糸」の47都道府県オンラインミーティングが8/29(土)行われ、菅田将暉さんと共に小松が出演した。

同作は、長きにわたって愛されて続けている珠玉の名曲、中島みゆきさんの「糸」に着想を得た映画化作品。平成元年に生まれた男女2人が、平成の31年間の中で、出逢い、別れ、そして再びめぐり逢うまでの18年間に渡る壮大な愛の物語が描かれる。

この度、同作の大ヒットを記念し、47都道府県オンラインミーティングを開催。SNSに「#映画『糸』でつながろう」を付けて映画の感想を投稿した方の中から約100名を招待し、全国を(1)北海道・東北・北関東・北陸・甲信地区、(2)東海・近畿地区、(3)中国・四国・九州・沖縄地区、(4)南関東地区の4ブロックに分け、4回のオンラインミーティングを実施した。

オンラインミーティングでは、参加者の映画を観た感想を受けつつ、質問に答える形で進行。4回目の南関東地区ブロックで、菅田さん演じる高橋漣、小松演じる園田葵が夢を追いかける役柄であることから、自身の夢を聞かれ、「昔から世界一周するのが夢で、今は難しいけれど、行ける状況になったら世界一周してみたいですし、日本にも日本の良さがたくさんあるので、日本一周をするもの夢です。」と答えた。

さらに、同作のテーマの1つ“再会”にかけ、今までに縁を感じる再会があったか?という質問には、「答えが合っているか分からないのですが。仕事でパリに行かせていただいた時に、トイレに入ったんです。前の現場で一緒だったスタッフさんが同じタイミングでトイレから出てきて、“え?何してるの?”ってなりました。プライベートでも仲の良い方なのですが、そのスタッフさんは映画の仕事でパリに来ていて、トイレで会うってすごいことだと思いました。」とエピソードを語った。

また、同作では葵の20代~30代を演じているが、どんな風に演じ分けたか?という質問に、「初めて30代の役を演じさせていただきました。最初は30代ってどう変わっていくのかな?と思ったのですが、考えると、10代の頃の私自身と20代の今の私の中身って全然変わっていないんです。20代になると、出逢う人によって自分の感情がコロコロ変わっていく気がしています。そして30代になると、内側から外に放出されたり、いろいろなものを浴びることによって洗練され、人間味の深さみたいなものが出てくるのかなと。見た目的には髪形やメイクを相談させていただきつつ、経験をしていく中で泣く理由も変わってきたりするので、その部分を葵としてきちんと演じられたらと思いました。」と話した。

最後に、各地で行われた撮影で楽しかったことは?という質問があがり、「それぞれの場所で美味しいものを食べられたことです。仕事が終わって何を食べるか考えるのも幸せでしたし、“ここが美味しいよ”ってその土地の方々が教えてくださるんです。何度も行っているところでも新しい発見がありました。食べ歩きをしてすごく楽しかったです。」と笑顔で話した。

その後のクロージングトークでオンラインミーティングの感想を聞かれ、「10代の子の話を聞いていて、しっかりしているなって。映画を観て吸収して言葉にするって難しいと思うのですごいと思いました。また、今まで映画を観て泣いたことがなかった方が『糸』を観て泣いてくださった方がいたり、何度も観てくださった方がいたり、きちんと伝わって良かったと思いました。」と語った。

サプライズで同作のメガホンをとった瀬々敬久監督から手紙が読み上げられた。小松は、「現場で瀬々さんときちんとお話しすることがなくて、(監督がシャイな方なので)目も合わなかったです。でも、瀬々監督が葵として居る時の私を見る視線に愛情と熱量があって、そこに応えたいと思いましたし、今のお手紙を聞いてとても嬉しかったです。」と笑顔をみせた。

同作は、当初4月の公開だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公開日の3週間前に延期となり、約4か月間の期間を経て公開となった。小松は、「“縁”を描く作品に出逢えたことに感謝しています。変わりゆく時代の中で一番大切なものは人と人との心なんだと気づかされましたし、公開できることは当たり前なことではなくて裏でたくさんの方が動いてくださって公開することができました。4月の公開が8月になりましたが、内容的にもこのタイミングだったのかな。最後まで『糸』に関わることができて良かったです。お世話になりました。ありがとうございました。」と話した。

最後に、これまで共演を重ねてきた菅田さんに、「出逢いが衝撃的なもので、それがあったからここまでこれた。役のことについて相談すると一生懸命聞いてくれて、それを100倍にして返してくれるんです。ライバルみたいに思うところもあって、刺激になる存在です。出逢ってくれてありがとうございます。
器の広さや、人に対する優しさ、周りが見えるところが素晴らしいと思いますし、私もそうありたいと思わせてくれる人。これからもよろしくお願いします。」と涙を浮かべながら語った。

映画「糸」は現在大ヒット公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。

【ストーリー】
平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉さん)と園田葵(小松)。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その直後、葵は、母親に連れられて北海道を去ることになった。そのことを知らなかった漣は見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。
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