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小松菜奈 映画「糸」初日舞台挨拶!
同作は、長きにわたって愛されて続けている珠玉の名曲、中島みゆきさんの「糸」に着想を得た映画化作品。平成元年に生まれた男女2人が、平成の31年間の中で、出逢い、別れ、そして再びめぐり逢うまでの18年間に渡る壮大な愛の物語が描かれる。
平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉さん)と園田葵(小松)。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。
しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その直後、葵は、母親に連れられて北海道を去ることになった。そのことを知らなかった漣は見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。
この日の舞台挨拶は全国111館の劇場で生中継が行われた。小松は、「今日が初日ということで、昨日は眠れませんでした(笑)。本当は4月公開だったのですが、コロナウイルスの状況もあり、8月の公開となりました。でも、今のこのタイミングで良かったのかなと。この作品の意味がより伝わるのではないかと思っています。この作品がひとりでも多くの方に届いたらいいなと思います。」とコメント。
公開に先駆け8/12に先行上映が行われたが、その感想を見て小松は、「私たちが伝えたいことが伝わっていて、ありがたいと思います。のめり込んで観てくださった方もいらっしゃって、コメントが長文なんです。素敵なコメントがたくさんあって、パンフレットに入れてほしいと思いました。」と笑顔で話した。
この日登壇した菅田将暉さんと榮倉奈々さん、斎藤工さんと小松はそれぞれ同作で初共演。斎藤さんの印象を聞かれ、「沖縄の海のシーンが初めてだったのですが、沖縄の海に馴染んでいて、大人な余裕のある感じで、優しい風が吹いていました。」と回顧。さらに斎藤さんは写真家としても活動されており、映画の撮影現場でも撮影タイミングがあったそうで、「監督やカメラマンとしても活動されていて、本当にクリエイティブな方だなと。初共演ということもあり、その写真をきっかけにリラックスしてお芝居に挑めたので、とてもありがたかったです。」と感謝した。
同作では様々な愛が描かれることから、どんなラブストーリーが好きかを聞かれ、「家族愛の物語です。映画を観て涙を流したいと思ったときは、家族愛を描いた作品を観て泣きます。」と答えた。
そして最後に、「公開が4月から8月になりましたが、この間に動いてくださったスタッフさんのたくさんの支えがあってこの日を迎えることができました。そして今、劇場で観てくださっている方も、ソーシャルディスタンスがある中で、劇場に足を運んでくださって、心から感謝します。中島みゆきさんの『糸』は、多くの世代の方々から愛され続けていて、この映画もその1つになったら嬉しいですし、この映画を観終わった後に大切な人をいっぱい抱きしめてほしいと思います。けど今はソーシャルディスタンスがありますが…。この作品は優しく人に寄り添いたくなるような映画になっています。多くの心を繋ぐことを願っています。今日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「糸」は、絶賛公開中。
ぜひご覧ください!