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中島良 監督作品・映画『アパレル・デザイナー』劇場公開記念シアター&ライブショー!

中島良監督作品・映画『アパレル・デザイナー』の劇場公開記念シアター&ライブショーが1/18(土)山野ホールで行われ、中島が登壇した。

同作は、老舗アパレルの復活に掛けた生き様にフォーカスしながらも、MADE in JAPANに拘るモノ作りのスピリットと、世界のファッション界のモノ作りの真髄に深く切り込み、熱き日本のファッション界の戦いを斬新に描いた物語。
個を活かしてチームで達成するという日本らしいモノ作りのプロセスと、若いクリエイターが競い合いながらも認め合って奏でるファッションというメロディに加え、経営者が抱えるシリアスな経営哲学と、生まれ変わる為に必要な挑戦をする経営スピリットという、今の日本の経営者に必要なエッセンスをさりげなく注いだヒューマンストーリーとなっている。

老舗アパレルのHIRAKATAは、かつては国内屈指のアパレルメーカーだった。だが、世界的に進んだカジュアル化の波やファストファッション、ロードサイド型の時流に乗れず、経営状態は陥落し苦境に追い込まれていた。社長の平形圭佑(西村まさ彦)と弟で専務の平形祐輔(前川泰之)は意見が対立していたが、祐輔は会社を復活させるために、10年前社長とぶつかって退社した元社員の藤村雄二(高嶋政伸)に白羽の矢を立て、彼の協力で新ブランドを立ち上げようとする。破天荒で個性的なデザイナーとして知られた藤村は、町で見かけた若きパタンナーの加世田京子(堀田茜)をスカウトし、HIRAKATAのアシスタントデザイナーの吉野清太(飯島寛騎)ら4人のスタッフとPRESSのエキスパート・片岡(高島礼子)、そして服作りで最も重要なファクターである、ヒール職人・岸本ゆり子(西村美柚)を迎えて新たなファッションを生み出そうとするが・・・

上映前に行われた舞台挨拶にて中島は、「本日はお足元の悪い中ありがとうございます。楽しんでいってください。」と挨拶。

キャスト陣が撮影前に中島から演技レッスンを受けていたという話題があがり、「撮影の前に一か月ほど定期的な演技レッスンをしていたのですが、そのレッスンをもとに各々の良いところを脚本に加えていきました。そうしたことでキャラクターに厚みが加わりました。」と振り返った。

同作については、「今回は実在したデザイナーさんのお話がもとになっていまして、高嶋政伸さんをはじめとした、俳優さんたちの素晴らしい演技によって物語の奥行や面白さが出たと思います。」と語った。

そして最後に、「この映画はアパレル業界と服作りについて描いた作品ですが、日本の経済や文化、働くということについての課題を描いている側面もあります。僕たち日本の経済や文化、人の好いところをこういう風にできたらより良く楽しい世界になるのではないかという理想を込めて、「アパレル・デザイナー」に出てくるチームを描いたつもりです。ぜひこの映画を応援していただけると嬉しいです。」とメッセージを送った。

なお、この日は7'nSによる主題歌などのパフォーマンスと、同作の為に製作された衣装で映画本編では4分程度となっているファッションショーがライブで全て披露された。

監督作品・映画『アパレル・デザイナー』は、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国順次公開中!
ぜひ劇場でお楽しみください。

■公式サイト
http://apparel-designer.tokyo/

(敬称略)
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