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夏帆 映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」女性限定試写会!
30 歳の自称売れっ子 CM ディレクター・砂田(夏帆)は、東京で日々仕事に明け暮れながらも満ち足りた日々を送っている…ように見えるが、口をひらけば悪態をつき心は荒みきっている。
ある日、病気の祖母を見舞うため、砂田の嫌いな故郷に帰ることに。ついて来たのは、砂田が困った時には必ず現れる、自由で天真爛漫な秘密の友だち・清浦(シム・ウンギョンさん)。しかし、再会した家族の前では、都内で身に着けた砂田の理論武装は通用しない…やがて全てを剥がされた時、見ようとしなかった本当の自分が顔を出す―。そして、一日の始まりと終わりの間に一瞬だけおとずれる“ブルーアワー”が終わる時、清浦との別れが迫っていた…。
夏帆は同作の主人公・砂田夕佳を演じる。
上映後の舞台挨拶に、同作のメガホンをとった箱田優子監督とそろって“ブルーアワーTシャツ”で登壇した夏帆は、「皆さんこんばんは。このTシャツは、映画の衣装さんに作っていただきました。ウンギョンちゃんと箱田さんと私でデザイン違いになっています。」と笑顔。
自信が演じた砂田は夏帆自身とリンクする部分が多かったそうで、「時が過ぎていくことへの葛藤などが今の自分と重なる部分がありました。砂田という役と向き合うというよりは、自分自身と向き合う時間だったと思います。撮影していたのは去年の夏だったのですが、あの時の私にしか演じられない役だったと今は思います。10代の頃からこの仕事を続けてきて、20代の私自身で勝負できるというか自分自身をぶつけられる役を演じてみたいと思っていたところでこの役をいただけて、出会うべくして出会えた役なのかなと感じます。」と語った。
この日は、“大人のイライラ期”をテーマに来場者から仕事や恋愛の悩みを募り、“プライベートの時間はひとりで過ごしたいので誘われるのは嫌”というイヤイヤ体験が読み上げられ、「私もひとりでいたい時はひとりでいます。」と夏帆が話すと、“撮影現場でひとりになるためのやり方は?”と質問が。夏帆は、「楽屋がある時はそこにいます。役者の待合室がすごく苦手で、用意していただくのですが基本的にはいないです。現場を歩き回って、自分の落ち着く場所を見つけるのが得意です。」と答えた。
そして最後に、「今日は観ていただけてとても嬉しかったです。私自身、とても思い入れの強い大切な作品です。好き嫌いはもちろんあると思いますが、たくさんの方に観ていただきたいです。少しでも心に残るものがありましたら、SNSやご家族、ご友人に映画の話をしていただけると嬉しいです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。
映画「ブルーアワーにぶっ飛ばす」は10/11(金)公開。
ぜひ劇場でご覧ください!