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濱田岳 映画「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」完成披露上映会!
同作は、作家・ヒキタクニオ氏が自らの体験を基に書き上げた同名エッセイの映画化。
今まで日本映画で取り上げられることのなかった妊活をテーマに、困難が立ちはだかっても明るく前向きに乗り越えていくヒキタ夫妻の姿を、ユーモアを交えて描き出すエンターテインメント作品だ。
ヒキタクニオ(松重豊さん)、49歳。職業は人気作家。サウナとビールが大好きで、ジム通いのおかげでいたって健康体。
一回り以上年が離れた妻・サチ(北川景子)と仲良く暮らしている。
年の差婚のふたりは、子どもは作らず、気ままに楽しい夫婦生活を送るつもりでいたが、ある日の妻の突然の一言ですべてが変わった。
「ヒキタさんの子どもに会いたい」
サチの熱意に引っ張られる形で、妊活へ足を踏み出すことになったヒキタ。
だが、彼は知らなかった。まだまだ若くて健康だと自負していたが、相反して、彼の精子が老化現象を起こしていたことを……。
濱田は、ヒキタの担当編集者・杉浦俊一を演じる。
ヒキタとは仕事のみならず、プライベートでも仲が良く、ヒキタの良き相談相手、という役どころ。
撮影を振り返り濱田は、「松重さんとは今までに何作もご一緒させていただいていて、ある時は高校の先生、ある時は職場の上司とか…近くて遠い関係でした。今回は担当編集者という仕事の関係はあるけれど、友達のような間柄。松重さんとこんなにセリフのキャッチボールをしたのは初めてだったのでとても楽しかったですし、ステップを飛び級したシーンが多かった気がします。プロセスがあってこその先輩に対する“ダメ金玉”発言だったり、いきなりサウナシーンがあって松重さんと裸でサウナについて勉強しているのも変な感じでした。後輩の僕としては贅沢な楽しい時間でした。」と話した。
その後、濱田から見たヒキタさんと松重さんの共通点は?と聞かれ、「人としての優しさを感じます。同じ画角に映る時に“自分の踏み台を持ってこいよ”といったお気遣いと言いますか(笑)、ある種いじりとも取れるような優しさを僕に向けてくださいます。」と笑顔。すると松重さんが、“役者を台に乗せることを早川雪洲さんの名前から「セッシュする」と言うが、今の日本の映画界では「ガックする」って言う”と話し、濱田はそれを受けて、「やめてくださいよ。知らないところでそんなことになっているんですか?!恥ずかしいな。」とまんざらでもない様子で、そのやり取りに会場は笑いに包まれた。
映画「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」は10/4(金)公開。
ぜひご期待ください!