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夏帆 映画「きばいやんせ!私」初日舞台挨拶!
同作の舞台は、本土最南端の町、鹿児島県肝属郡南大隅町。不倫騒ぎで週刊誌に叩かれ、番組のMCを降ろされ、左遷され、何事にもやる気をなくした「クソ女」と思われている女子アナ、コジタカこと児島貴子が、気の乗らない取材をする中、奇祭、「御崎祭り」を続ける為に奮闘する町民に触れ、「仕事とは」、「生きることとは」に気づきはじめ、個性豊かな街の人々を巻き込んで、祭りの“完全復活”の為に奮闘する貴子自身も成長・復活をしていく、笑いと涙の復活エンターテイメント。
主人公・児島貴子を演じる夏帆は、上映後の舞台挨拶で、「本日はご来場いただき、ありがとうございます。たくさんの方に足を運んでいただいて、とても嬉しく思っております。短い時間ですが、よろしくお願いします。」と挨拶。
自身が演じた役どころについて、「(この作品は脚本の)足立紳さんのオリジナル作品で、貴子という人物をすごく魅力的に書いてくださって、映画の中で私がどこまで体現できるのかというプレッシャーを感じていたのですが、とにかく演じていて楽しかったです。くだを巻いているような台詞も、言っていくうちにどんどん快感になっていくというか(笑)、言葉のチョイスも面白いですし、ただ可愛いだけじゃなくてちょっと毒のある彼女がすごく好きで、演じていて楽しかったです。」と笑顔で語った。
また撮影地であり物語の舞台でもある南大隅町の印象について問われると、「今回初めて行ったのですが、空港から遠いですし、コンビニも無いしお店も無いので、3週間もいられるのかなというのが最初の正直な感想でした(笑)。でも、実際3週間滞在してみて、すごく自然豊かですし、土地の力を感じて、何もないからこそシンプルに作品に向き合える時間を作れたというのも貴重な時間でしたし、撮影が終わるころには南大隅町という町が大好きになりました。」と話し、笑いを誘った。
そして最後に、「ただのご当地映画の枠には収まらない1人の貴子という女性の成長物語としても力のある作品だと思っています。観てくださる方の少しでも背中を押せるような作品になっていれば幸いです。本日は本当にありがとうございました。」とメッセージ送り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「きばいやんせ!私」は、絶賛公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!
【ストーリー】
フリン騒ぎで週刊誌に叩かれ、今は、番組のMCを降ろされ、左遷された「クソ女」と思われている女子アナのコジタカこと児島貴子(夏帆)。様々な競争や色恋沙汰に疲れ将来を見失っていた。そんな時に、自身が幼い頃に過ごしたことのある南大隅町の「御崎祭り」の取材を命じられる。嫌々ながら、南大隅町に取材の為に戻って来たものの力が入らず、おざなりの取材を続けていた。ところが、この町を必死に盛り上げようとしている畜産業の同級生、橋脇太郎(太賀)、役場の職員達、食堂で働く人や町民らが1300年続く「御崎祭り」を続ける為に奮闘していることに触れ、仕事との向き合い方とは何か、生きるとはどういう事かを考え始める。少しずつ自分自身も元気を取り戻し始め、取材に対しても本気になり、この町の伝統文化を伝えたいという使命を感じるようになる。