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三木孝浩 監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』初日舞台挨拶!

三木孝浩監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』が2/15(金)公開初日を迎え、TOHOシネマズ 日比谷で行われた舞台挨拶に三木が登壇した。

“フォルトゥナ”とは運命の女神のことで、その瞳を持った者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。同作は、そんな不思議な能力を身に着けてしまった青年【木山慎一郎】を主人公とした物語。幼少期の飛行機事故で、家族を失い一人生き残ってしまった【木山】。友人も作らず孤独に仕事のみに生きてきた彼は、ある日「死が近い人が透けて見える能力」を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。
“なぜこんな能力を手に入れてしまったのか―?”自らの不思議な力に葛藤する折、彼が出会ったのは【桐生葵】という女性。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて彼の孤独だった人生に彩りが生まれる。【葵】も【木山】の真っ直ぐな人柄に惹かれていき、やがて2人は互いに必要な存在となっていく。しかし、幸せの絶頂の中、彼女の体が透け始めてしまう。

上映後の舞台挨拶にて三木は、「本日は平日にも関わらずこんなに沢山のお客様にお集まりいただきありがとうございます。キャスト・スタッフと本当に大切に作った作品ですし、いろいろなメッセージも込めています。ラブストーリーではありますが、家族や身の周りにいる自分の大切な人を思うきっかけになるような映画になっていれば嬉しいです。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。

過去の監督作とは異なる作風の映画だが、改めて同作で注目してほしい点について、「今まで作った映画の中で一番死の匂いがする作品になったと思います。死を感じる事がマイナスな面だけではなく、今生きている時間をどう過ごすか、生の尊さをどう感じるかという所も原作を読ませていただいた時に強く感じました。普段の日常生活ではそこまで身近に死を感じる事はなかなか無いと思いますし、このようなファンタジー映画だからこそ込められるメッセージだと考えています。自分が死を感じたらどう行動するかをこの映画を通して考えるきっかけになればと思います。」と語った。

この日は、神木隆之介さん演じる木山が『死を目前にした人間が透けて見える能力』を持っていることにちなみ、登壇者が『神木の持つ特別な能力』をそれぞれフリップに書いて発表する企画を実施。三木は、「人生を楽しむ力」と書いたフリップを披露し、「皆さんも神木くんは周りを明るくしてくれるとお話されていましたが、それはおそらく神木くん本人が一番楽しんでいるからだろうと現場で感じました。やはり人に気を遣って楽しませようとすると、それを受けている側は逆に気を遣ってしまうと思うのですが、神木くんの場合はおそらくご本人が楽しんでやっていて、それが周りに伝播していってこちらも楽しくなるんです。また、プライベートの話をしていても仕事の話をしていてもどちらも分け隔て無く楽しそうにお話をされていて、その楽しんでいる様子が変わらないという所が神木くんの一番の能力なのではないかと思います。」と持論を展開した。

監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』は、大ヒット上映中!
ぜひ劇場でご覧ください!
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