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三木孝浩 監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』完成記念イベント&舞台挨拶!

三木孝浩監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』完成記念イベント&舞台挨拶が、1/8(火)TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、三木が登壇した。

“フォルトゥナ”とは運命の女神のことで、その瞳を持った者には、「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。同作は、そんな不思議な能力を身に着けてしまった青年【木山慎一郎】を主人公とした物語。幼少期の飛行機事故で、家族を失い一人生き残ってしまった【木山】。友人も作らず孤独に仕事のみに生きてきた彼は、ある日「死が近い人が透けて見える能力」を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。
“なぜこんな能力を手に入れてしまったのか―?”自らの不思議な力に葛藤する折、彼が出会ったのは【桐生葵】という女性。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて彼の孤独だった人生に彩りが生まれる。【葵】も【木山】の真っ直ぐな人柄に惹かれていき、やがて2人は互いに必要な存在となっていく。しかし、幸せの絶頂の中、彼女の体が透け始めてしまう。

舞台挨拶にて三木は、「今日は寒い中、お集まりいただきありがとうございます。僕にとっても今までと少しカラーの違う新たなチャレンジがたくさん出来た作品です。素敵なキャストの皆さんと一緒に一生懸命作った映画ですので、最初にご覧になる皆さんの感想に少しドキドキしています。ぜひゆっくりと楽しんでいただきたいです。よろしくお願いします。」と挨拶。

主人公・木山慎一郎を演じた神木隆之介さんと木山の恋人・桐生葵役の有村架純さんの共演シーンについて、「海辺でじゃれ合っているシーンで、最初はカップルではなく兄弟かな?というくらい本当に仲が良すぎてしまって二人はカップルだよという話をしました(笑)。お二人の共演が四度目ということで、やはり相性や呼吸が合っていてキャッチボールが上手くいっているなという気がしました。特にデートシーンでは、決まったセリフよりもアドリブでやってみたいと思っていたのですが、そのあたりも上手く二人で空気感を作り上げてくれたので演出側としてはすごく楽でした。」と振り返った。

同作はこれまで青春・恋愛映画を手掛けてきた三木にとって異なる作風の映画となるが、演出面でこだわったポイントを、「サスペンス要素も入ったファンタジーな設定ではありますが、描きたい部分の根本は、人が人を思う気持ちや愛情、愛する人のために自分は何が出来るのかということ。ご覧いただく方が自分の状況に置き換えて、自分だったらこうするかなとか、愛する人のために何が出来るのかということをこの映画を通じて考えていただけたら成功かなと思っています。今回は二人がお互いを思い合う気持ちを特に大事に描きました。」と語った。

また、神木さんの印象を聞かれ、「神木くんは運動神経が素晴らしい方。走りやアクションも美しいのですが、大画面で見たときのちょっとした目の瞬きだったり、微細なミリ単位の動きもちゃんと自分でコントロール出来ていることも運動神経がいいからだと思います。自分のイメージを表現することが100パーセントコントロール出来ていて本当にアスリートだなという印象でした。あと、神木くんをイメージするときに、スケート選手の羽生結弦さんとかぶるんです。普段カメラが回っていないときはリラックスしてみんなと楽しそうにしゃべっているのですが、いざ本番となった時にギアを0から100に切り替えられるところが他にはいないなと思っています。羽生選手も演技が終わった後の表情と本番中ではまったく違っているように見えるので。現場での集中力の高さが本当に素晴らしかったです。」とコメント。

さらに、有村さんについても、「架純ちゃんが出演した作品を拝見し、以前からご一緒したいと思っていました。いろいろなラブストーリーも演じてこられて、女性の揺らぐ気持ちや繊細な感情を豊かに演じている印象でしたが、今回の物語ではご本人が持っている芯の強さが活きるのではないかと思って、キャスティングさせていただきました。そしてそれを見事に作品の中で表現してくれたと思います。」と話した。

監督作品・映画『フォルトゥナの瞳』は、2/15(金)全国公開!
ぜひご期待ください!
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