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小松菜奈 映画「来る」初日舞台挨拶!
原作は宮部みゆきらが大絶賛した、第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智/角川ホラー文庫刊)で、名前を呼んではならない“あれ”に狙われた人間の心の闇を描く、かつてない最恐エンターテインメント。その独自の映像センスで日本映画界に新風を巻き起こした天才・中島哲也監督が同作の監督・脚本を務めている。
オカルトライター・野崎和浩(岡田准一)のもとに相談者・田原秀樹(妻夫木聡)が訪れた。最近身の回りで超常現象としか言いようのない怪異な出来事が相次いで起きていると言う。田原は、妻・香奈(黒木華)と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていた。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・比嘉真琴(小松菜奈)とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は想像をはるかに超えて強力なモノだった。民俗学者・津田大吾(青木崇高)によると、その「何か」とは、田原の故郷の民間伝承に由来する化け物「■■■■」ではないかと言う。対抗策を探す野崎と真琴。そして記憶を辿る田原…幼き日。「お山」と呼ばれる深い森。片足だけ遺された赤い子供靴。名を思い出せない少女。誰かがささやく声。その声の主…・そ・う・か!・あ・れ・の・正・体・は、・あ・い・つ・だ!
決して「■■■■」の名を呼んではならない。「■■■■」は、声と形を真似て、人の心の闇に・・・来る!!!
どんどんエスカレートする霊的攻撃に、死傷者が続出。真琴の姉で日本最強の霊媒師・琴子(松たか子)の呼びかけで、日本中の霊媒師が田原家に集結し、かつてない規模の「祓いの儀式」が始まろうとしていた。彼らは、あれを止めることができるのか!?
上映後の舞台挨拶にて小松は、「中島監督作品への出演は映画「渇き。」から4年ぶりで、その頃とはまた違った心境の中で日々葛藤していました。中島監督からいろいろな愛のムチを受けて(笑)、中島組ってこんな感じだったなと思い出しながら撮影に挑みました。出来上がった作品は圧倒されるものがあって、気が張ってしまう部分、ふと笑ってしまう部分もあり、いろいろな感覚で観れる映画だと思いました。この作品に関われて良かったです。」と心境を吐露。
撮影について、「プレッシャーもあり撮影に入るのが怖くて、初日に緊張しすぎて壁に向って座っているところを岡田さんに目撃されてしまいました(笑)。どうやって慣れていったらいいのかを考えていましたが、初めてショートカットにして色もピンクに染め、全身にタトゥーをしたりすることで気分も変わり、ビジュアルにも助けられました。また、母性を出さないといけない役柄だったので苦労したというか、母性ってなんだろうというところから始まったり、新しい経験ができてとにかく刺激的な現場でした。」と振り返った。
映画「来る」は現在絶賛公開中。
ぜひ劇場でご覧ください!
(敬称略)