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夏帆 ドラマ「グッド・バイ」記者会見!

夏帆出演ドラマ「グッド・バイ」(テレビ大阪・BSジャパン)の記者会見が7/11(水)テレビ東京で行われ、夏帆が登壇した。

今も世間を賑わせる<ゲス>な男女の話。しかし、そんな現実に生きる人間の本能的な側面を拡大したような<ゲス>の真骨頂ともいえる人物を、太宰治が70年も前に描いていた。
同作は、太宰治の遺作にして未完成の小説「グッド・バイ」を原案に、漫画界の鬼才・羽生生純が挑んだ同名漫画のドラマ化で、太宰流のユーモアを現代によみがえらせる、オリジナル・変調コメディ。
監督を務めるのは短編映画「ゴッサム ジャンブル パフェ」でSSFF&ASIA史上初となる4度観客賞を受賞したYuki Saitoと「下北沢ダイハード」で演出を務め、ミュージック・ビデオ業界でアーティストたちに超人気のスミス。脚本は“ガレキの太鼓”の舘そらみが務める。トップクリエイターたちが集結し、未完の「太宰ワールド」をどのように完成させるのか!?

偶然、高校時代の先輩・別所文代(夏帆)と再会した田島毛収(大野拓朗)。
モテ男の田島毛には愛人が複数いて、しかもその清算の必要に迫られていた。
田島毛の話を聞いた別所は、ふと、この状況が太宰治の小説『グッド・バイ』にそっくりだと呟く。それを聞いた田島毛は奇妙な一致に感激して…
「僕も小説みたいに『グッド・バイ』します!」
「きっと全部運命なんですよ!」
太宰の『グッド・バイ』を愛人関係精算の教科書として真似、つつがなく別れていく計画を思いつく。こうして、別所を巻き込んでのドタバタ愛憎劇が幕を開けた!

夏帆は主人公・田島毛の高校の先輩で、ひょんなことから偶然再会した田島毛の妻として振る舞い、田島毛の過去の愛人たちの清算に付き合う女性・別所文代を演じる。

会見にて夏帆は、「1ヶ月ほど撮影をしていますが、この作品がどんな風になっていくのかが想像できないでいます。でもそれは、今まで見たことのないドラマになるのではないかという予感でもあります。私が演じる別所は、田島毛と正反対とまではいきませんが対極にあり、物事を斜めから見てしまうところがあって、恋愛に対しても正面から向き合えない女性。田島毛に出会い、ひょんなことから奥さんのフリをして恋人たちを別れさせていきます。田島毛のありえない言動に巻き込まれながら別所も自分自身と向き合っていくのですが、2人の関係性が変わっていく様が面白いなと思って日々演じています。」とコメント。

オファーを受けた時のことを振り返り、「「グッド・バイ」は、今までにいろいろな形で作品になってきて、私自身も以前、舞台版で愛人の1人として出演しました。羽生生純さんの原作は現代に置き換えてということで、今までに見たことのない「グッド・バイ」になるのではないかと思いましたし脚本もすごく面白くて、これはぜひやりたいということでお受けしました。」と話した。

撮影について、「舘そらみさんの書くセリフがとにかく面白い。バカバカしいやりとりの中に、ふと胸に迫るセリフがあって、リアルさと振り切った感情のバランスが絶妙だなと思います。覚えるのもですが、セリフを自分のものにするのが大変で苦労はしていますが、演じていて楽しいです。大野さんとは今回が初めてで、ゲス可愛いです(笑)。“そんな仔犬のような顔するな!”というセリフがあるのですが、お芝居をしていて本当に仔犬のような顔をされることがあるんです。ずるいな、ゲスいなって。田島毛はとても難しい役。愛人がいるという説得力がないといけないですし、かといって、本人は悪気があるわけではない。そういう微妙なところを演じなくてはいけないと思いますし、別所も含めてついついかまってしまうような田島毛を魅力的に演じられているので、田島毛がどうなっているのか映像で観るのが楽しみです。」と笑顔で語った。

さらに、同作がコメディドラマであることから、面白く見せるために意識している点は?と聞かれ、「コメディは苦手で難しさを痛感していますが、そらみさんの書く本が面白いので、なるべく本の面白さを伝えられるように演じることと、コメディだからといって変に誇張したりせずに真面目に真剣にやっています。」と答えた。

その後、田島毛を取り巻く女性たちの話題となり、「それぞれのキャラクターが強烈で、毎話対決をして別れていくのですが、どれもすごいです。また、女性陣のお芝居が素晴らしくて、本当に対決するような気持ちで演じているので、対決のシーンを撮った夜はうなされることも(笑)。女性たちの表情とかセリフがずっと頭の中に残ってしまって…」と話すと大野さんが“僕はスッキリ寝てますよ”と発言。それを受け夏帆は、「こっちは大変なんですよ(笑)。」と明かし、会場の笑いを誘っていた。

また、タイトルにちなみ、さよならしたいものや清算したいものは?という質問があがり、「よくこの仕事をやっているなと思うのですが、別所と一緒で極度の恥ずかしがり屋なんです。初対面の人と話すのも恥ずかしいですし、こうやって皆さんの前で話すのも…。何年もこの仕事をやっているので、慣れないととは思っています。」と答えた。

田島毛がモテ男というキャラクターであることから、自身が思うモテ男の定義を聞かれ、「マメ、優しい、面白いなど挙げていくといろいろありますが、そういう人ってモテるオーラをまとっている気がして。元々あるものなのか作り上げていったものかは分かりませんけど。」と持論を展開した。

ドラマ「グッド・バイ」は、7/14(土)よりテレビ大阪にて毎週土曜24:56~25:26、BSジャパンにて毎週土曜24:00~24:30放送。
ぜひご覧ください!

(敬称略)
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