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青木崇高 ドキュメンタリードラマ「小野田さんと、雪男を探した男~鈴木紀夫の冒険と死~」が『第44回 放送文化基金賞』テレビエンターテインメント番組 奨励賞を受賞!
『放送文化基金賞』は、過去1年間(毎年4月~翌3月)の放送の中から、視聴者に感銘を与え放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組、放送文化や放送技術の分野での顕著な業績を対象に表彰。今年度は、テレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオの4つの番組部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16番組と、演技賞や企画賞など個人6件、さらに個人・グループ部門の放送文化、放送技術で7件が受賞した。
奨励賞を受賞した「小野田さんと、雪男を探した男 鈴木紀夫の冒険と死」は、今年3月にNHK BSプレミアムにて放送。第二次世界大戦終結から29年もの間、フィリピンのジャングルに身を潜めた小野田少尉を命がけの対話の末に連れ戻し、その後、雪男を探し続け、雪崩で亡くなった一人の若者・鈴木紀夫の冒険と死の物語で、青木は、同作の主人公・鈴木紀夫を演じた。
同作のプロデューサー・奥田朋之さんと共に登壇した青木は、「素敵な賞をありがとうございます。企画を最初にいただいた時、失礼ながら鈴木紀夫さんのことを存じあげませんでした。調べていくと、“こんな人がいらっしゃったんだ”と思うくらい魂の熱い、魅力的な人でした。そんな鈴木さんなので、現場にもいろいろな縁や出会いを持ち込んでくださいました。紀夫さん、本当にありがとうございます。そして番組に関わられた皆さん、おめでとうございます。
出来上がった番組は紀夫さんの人生だけではなく、奥様である京子さんとの素晴らしい愛の物語になっていると思います。京子さん、本当におめでとうございます。本日はありがとうございました。」と目に涙を浮かべながら語った。