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ミムラ 舞台「家族熱」開幕!
同作は、1978年に連続ドラマとして放送、没後36年となった今も色褪せない魅力を放つ向田邦子の同名ドラマを原作とし、2016年「乳房」「檀」、今年3月「悪人」につづく“ふたり芝居”シリーズとして合津直枝が脚色、演出を担当。原作ドラマから3年後という設定に翻案し、歳の近い義理の母と息子が、“家族”という制約から解放され、秘めた思いを吐露することで、激しく揺れる心情を艶やかに描き出す。
舅、夫、幼いふたりの子どもたちに捧げた13年、
やっと前妻の気配を消したと思った矢先、朋子(ミムラ)は家族の裏切りを知る。
「母さんは家を出たほうがいい」
長男 杉男(溝端淳平)は言った。
母でなくなった朋子。息子でなくなった杉男。
三年後、ふたりは再会する。
舞台「家族熱」は、6/5(火)まで東京芸術劇場 シアターウエストにて、6/9(土)水戸芸術館ACM劇場、6/11(月)近鉄アート館、6/12(火)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。
シンプルなステージで繰り広げられる濃厚なふたり芝居をぜひ劇場で体感してください。
(敬称略)