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森郁月 映画「ユートピア」トークイベント!

森郁月出演映画「ユートピア」のトークイベントが5/3(木)下北沢トリウッドにて行われ、松永祐佳さん、ミキ クラークさん、伊藤峻太監督と共に森が出演した。

同作は、絵本「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフに、伊藤峻太監督が高校生の頃から構想し、10 年以上の歳月をかけて完成させたSFファンタジー。
伊藤監督が脚本、編集、VFXだけでなく、主題歌の作詞作曲、そして劇中に登場する“ユートピア語”も編み出し、映画「ユートピア」の世界を作り上げた。

ある夏の朝、まみが目を醒ますと雪が降っていた。そして、二段ベッドの上に現れた謎の少女・ベア。
電気や水などのライフラインが途絶した混乱の中、まみは言葉の通じないベアに妙な懐かしさを覚え、惹かれてゆく。
火、音楽、宗教、お金、軍隊、など争いのもとになるものは何一つない平和な国から来たというベア。きっとそこは「ユートピア」なんだと確信したまみは、その国に強い憧れを抱く。
しかし、行動を共にする中でたどり着いた絵本<ハーメルンの笛吹き男>に二人は驚愕する。
なんとベアは、1284年にドイツのハーメルンで笛吹き男にさらわれた130人の子どもたちの一人だった。
時を同じくして、少しずつ姿を消す東京の子どもたち。
ベアをさらった笛吹き男・マグスの正体は?夢の中にある「火も音楽も名前もない平和な国」とは?
そして、ベアの未来は?
停止した東京で、おとぎ話の続きが始まる。

森はユートピア人の一人、コニを演じている。

上映後にトークイベントが行われ、登壇者それぞれがシャッフルした役衣裳で登場。「コニ役を演じさせていただきました森郁月です。ミキ(ベア役)が後半で着用する衣裳、そして絵本「ハーメルンの笛吹き男」を持ってきました。今日はよろしくお願いします。」と挨拶。

自身の役衣裳について、「手作り感にあふれていて、麻で出来ているので涼しくて着心地が良かったです。ただ、仮面をつけて動くのが、視界も狭いですし息苦しくて難しかったです。ヘアメイクは、白いウイッグに合わせて眉毛やまつげも白くして、カラコンも付けて撮影に臨みました。」とコメントした。

また、架空の人物・コニを演じるにあたり、「言葉も見た目も違うので、どうすれば良いか探り探りでしたが、小道具、衣裳、ヘアメイクといったコンセプトがハッキリしていたので、“こういういでたちの人”というところから入れてやりやすかったです。」と話した。

さらに、オリジナルの言語・ユートピア語について伊藤監督が、“例えば、ユートピアの次元はユートピアしかないので『国』という言葉がない。周りとの差を考えないので、『自分たちの国』という概念がなく、字幕で『国』と出してしまえば簡単だが、それができないので『私たちの住む場所』という表現になった”と明かすと森も、「字幕だとサラッと書けるのですが、ユートピアの概念にない単語だと1個の言葉を説明するのにすごく長くなって、大変でした。」と話した。

この日は来場者からの質問も受け付けられ、「ユートピア」の世界観、撮影エピソードが次々と語られた。
映画「ユートピア」は、下北沢トリウッドにて公開中。
ぜひ劇場でお楽しみください!
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