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三木孝浩 監督作品・映画『坂道のアポロン』完成披露試写会!

三木孝浩監督作品・映画『坂道のアポロン』完成披露試写会が2/5(月)都内で行われ、三木が登壇した。

原作は、2007年11月号から2012年3月まで「月刊flowers」(小学館)にて連載され、第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位を獲得した人気漫画家・小玉ユキ氏による名作少女コミック。
主人公の孤独な青年・薫が転校先の高校で、一生ものの友達と恋、そして音楽と運命を変える出会いをし、自ら人生を切り開いていく10年が描かれる。

舞台は長崎県・佐世保市。高校生の西見薫(知念侑李さん)は、父を亡くし親戚の暮らすこの町へと引っ越してきた。優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きの不良”と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎(中川大志)と心優しいクラスメイト・迎律子(小松菜奈)と出会う。初めてできた一生ものの親友、千太郎を想う律子に対して焦がれる一生ものの恋。千太郎を通じて知ったジャズの魅力。運命を変える出会いを果たした薫と千太郎はセッションを響かせていく――。

上映前に行われた舞台挨拶にて三木は、「完成披露は一般のお客様に初めて観ていただく瞬間なので監督としてはすごく緊張するのですが、今回初めて自信を持って舞台に立てている気がしていて、それはキャストのみんなに引っ張ってもらった映画だから。現場に入る前からみんなの気持ちが高まって、撮影は本当に楽しく、その空気感も作品に出ていて誰が観ても楽しめる作品になったのではないかと思っているので、いつも以上に早く観てほしいです。僕にとって一生ものの映画になった気がします。ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします。」とコメント。

同作の見どころであるセッションシーンについて、「音楽が共通言語となり、世代を超えてコミュニケーションできるってやっぱり素敵だなと思いました。最初のセッションシーンは、知念君演じる薫がセッションの魅力に気づく物語の始まりのシーンでもありますし、(律子の父・迎勉役の)中村梅雀さんの笑顔が本当に素敵なんです。本気で楽しそうな顔をされていて、それが知念君や大志君に伝わって、撮っている側もワクワクしました。」と振り返ると共に、文化祭のセッションシーンの撮影についても触れ、「薫と千太郎は孤独を抱えたふたりなのですが、セッションをしている瞬間だけは幸せそうで、目線を合わせながら演奏をしている姿に泣けてくるというか、撮っている最中もウルッとくるぐらいの感動がありました。それをどうやったら素直に伝えられるか考えましたが、そのままを伝えればいいんだと思わせてくれた撮影でした。」と熱く語った。

イベント終盤では、薫と千太郎が演奏する曲から、アート・ブレイキーの『モーニン』のワンフレーズを知念さんと中川が披露。この日のためのスペシャルアレンジでパフォーマンスし、大きな歓声があがった。
その後、2/16に誕生日を迎える小松に知念さんと中川が『ハッピーバースデー』の曲も演奏。特製ケーキと共にサプライズでお祝いをし、大成功を収めると、「もうちょっと聞きたかった。映画の中でもっともっと素敵な演奏シーンがありますので、ぜひ楽しんでください。」と来場者にメッセージを送った。

監督作品・映画『坂道のアポロン』は、3/10(土)全国公開!
ぜひ劇場でご覧ください。
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